生活保護受給者等に対し雇用と福祉が一体となった就職支援を実現するために、世田谷区、東京労働局、渋谷公共職業安定所との間で協定を締結しました。

   生活困窮者を対象にしたハローワークの職業相談窓口「就職サポートきぬた」を1月27日（月）から世田谷区役所砧総合支所に開設しました。ハローワークの職員が常駐し、個々の利用者ニーズに合った求人情報の提供、職業相談、職業紹介などを行います。世田谷区役所は生活保護の相談に来訪された方などに対し、「就職サポートコーナーきぬた」を案内します。生活困窮者への早期支援の徹底を図り、就労による自立を促進することを目的に、区役所とハローワークが一体的に就労支援を行うものです。

【保坂区長のあいさつ】

    「ハローワークの職員である就職支援ナビゲーターの配置をいただき、本区の職員と直接協力し、対象者一人ひとりの状況に応じたきめ細やかな就労支援を行っていける体制が整うということで、 大変期待しているところです。本区におきましては、今までも、各支所生活支援課への巡回相談等、ハローワーク渋谷との連携した取組みを行ってまいりましたが、今後、本協定に基づき生活保護受給者等に対し、福祉から雇用までの一貫した就労支援を実施することにより、自立に繋がる取組みになればと思っております。」

【伊岐労働局長のコメント】

    「今回締結した、砧総合支所に設置する常設窓口の運営については、ハローワーク渋谷との連携をお願いする。また、世田谷区役所内には5つの総合支所があると聞いており、今回はその中の一つである砧総合支所への開設となるが、他の4か所の支所については、引き続き巡回相談などで対応し連携を図っていくので、今後ともよろしくお願いしたい。」

【別添資料】

「就職サポートコーナーきぬた」の設置について