11月22日（金曜日）、練馬区、東京労働局、池袋公共職業安定所の三者が連携を強化し、生活保護受給者等の生活困窮者への就労支援を一体的に実施するための協定を締結しました。

　生活困窮者を対象にしたハローワークの職業相談窓口「就労応援ねりま」を12月2日から練馬区役所西庁舎2階に開設します。

　ハローワークの職員が常駐し、個々のニーズに合った求人情報の提供、職業相談、職業紹介などを行います。練馬区は生活保護の相談に来訪された方などに対し、「就労応援ねりま」を案内します。生活困窮者への早期支援の徹底を図り、就労による自立を促進することを目的に、区役所とハローワークが一体的に就労支援を行うものです。

【志村区長のあいさつ】

「ハローワーク池袋と練馬区は、すでに生活保護受給者に対して、担当制による継続的な就労支援を行ってきており、きめ細やかな支援により成果をあげてきているところです。このたびの福祉と雇用の施策を一体的に実施するための協定を締結し、ワンストップ型の支援体制を整備することで、総合福祉事務所に来られる区民の方が、同じ総合福祉事務所内に設置された「就労応援ねりま」で相談でき、ひとりでも多くの方が早期に就職につながるよう、区としても「応援」していきたいと考えております。今後さらに、東京労働局、ハローワーク池袋のご協力を得て、区との連携が強化されることを希望して私の挨拶とさせていただきます。 」

【伊岐労働局長】

「本日、締結をした「生活保護受給者等に対して就労支援を一体的に実施するための協定」については、正に自治体が抱える生活保護受給者、住宅支援給付受給者や児童扶養手当受給者等及び生活保護等の相談・申請段階のもの等への就労を通じた経済的な自立の促進を図ることを第一の目的としており、練馬区とハローワーク池袋が連携して、一体的に区役所内で実施することの事業効果は、大変大きな意味があると考えています。この一体的事業を契機として、練馬区との更なる連携強化が図られ、区民の皆様のご期待に応えられるよう、今後ともよろしくお願いします。」

【別添資料】

「就労応援ねりま」の設置について