9月5日（木曜日）、大田区、東京労働局、大森公共職業安定所の三者が連携を強化し、生活保護受給者等の生活困窮者への就労支援を一体的に実施するための協定を締結しました。

生活困窮者を対象にしたハローワークの職業相談窓口「おおた就労支援コーナー」を10月1日から大田区蒲田地域庁舎内に開設します。

ハローワークの職員が常駐し、個々のニーズに合った求人情報の提供、職業相談、職業紹介などを行います。大田区は生活保護の相談に来訪された方などに対し、「おおた就労支援コーナー」を案内します。生活困窮者への早期支援の徹底を図り、就労による自立を促進することを目的に、区役所とハローワークが一体的に就労支援を行うものです。

【松原区長あいさつ】

「この協定に基づき、生活保護受給者等に対し、福祉から雇用までの一貫した支援を実施することにより、多くの対象者がご本人の能力が発揮できる仕事を得て、経済的な自立に繋がるとともに、区内の中小企業が抱える従業員の人材確保難の改善にも繋がる取組みになればと思っています。 これからもお互いの協力関係がさらに強化されることを希望します。」

【伊岐労働局長コメント】

「今回、協定を締結した大田区生活保護受給者等就労自立促進事業は、正に自治体が抱える生活保護受給者、住宅支援給付受給者や児童扶養手当受給者等及び生活保護等の相談・申請段階の者等への就労を通じた経済的な自立の促進を図ることを目的として、大田区とハローワーク大森が連携して、一体的に区役所内で実施するメリットや事業効果は、大変大きなものであると考えています。この一体的事業を契機として、大田区との更なる連携の強化を図り、ご期待に応えて参ります。」

 【別添資料】

「おおた就労支援コーナー」の設置について