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墜落・転落防止を重点に387箇所の建設現場を一斉監督指導

表1 建設現場違反状況


合 計 現場別内訳
建築 土木 設備工事等 解体
現 場 数 387 353 14 14 6
法令違反現場数
(違反率)
224
(57.9%)
210
(59.5%)
4
(28.6%)
9
(64.3%)
1
(16.7%)
作業停止等命令現場数
(違反現場に対する割合)
48
(21.4%)
45
(21.4%)
1
(25.0%)
2
(25.0%)
0

表2 事項別違反状況 

(* 安衛法は労働安全衛生法、安衛則は労働安全衛生規則、令は労働安全衛生法施行令、クレーン則はクレーン等安全規則の略)
違反事項 違反現場数
(違反率)
主な内容
【安全衛生管理面の違反】
元請事業者における各種管理者等の選任、管理事項関係
113
(29.2%)
元方事業者の講ずべき措置(安衛法29,29の2)
特定元方事業者の講ずべき措置(安衛法30)
【墜落・転落防止違反】
足場や高所の作業床等からの墜落・転落防止関係
128
(33.1%)
・高所(2m以上)作業における安全帯不使用(安衛則5182、5192)
・高所の作業床の端、開口部に手すり等無し(安衛則5191、653)
・高所作業箇所で安全帯取付け設備無し(安衛則521)
・足場の作業床未設置、手すり等無し(安衛則563、655)
【型枠支保工違反】
型枠支保工の倒壊防止等関係
13
(3.4%)
・型枠支保工の組立図未作成、組立図どおり作成されていない(安衛則240)
・型枠支保工のパイプサポートの不適(安衛則242)
・型枠支保工の組立て時の立ち入り禁止無し(安衛則245)
【建設機械違反】 建設機械との接触、建設機械の転倒等防止関係 11
(2.8%)
・建設機械の作業計画未作成(安衛則155)
・建設機械との接触の危険(安衛則158)
・建設機械の合図(安衛則159)
【クレーン等違反】
クレーン作業における危険の防止関係
6
(1.6%)
・クレーンの作業開始前点検(クレーン則36)
・移動式クレーンの使用制限(クレーン則64)
・移動式クレーンの作業方法の決定等(クレーン則66の2)
・移動式クレーンに係る立入禁止(クレーン則74)
・クレーンの合図の統一(安衛則639)

図1 建設業における死亡者数と全産業に占める割合の推移(東京都)

図1

図2 建設業における死傷者数と全産業に占める割合の推移(東京都)

図2

図3 平成19年 建設業における死傷災害の事故の型別状況(東京都)

図3

表3 平成15年以降の建設業における労働災害の推移(東京都)


15年 16年 17年 18年 19年 20年
1~5月
(参考)
19年同期
死傷災害 1995 1865 1865 1866 1879 564 562
うち墜落・転落
(割合・%)
645
(32.3%)
641
(34.3%)
640
(34.3%)
665
(35.6%)
677
(36.0%)
230
(40.8%)
200
(35.6%)
死亡災害 33 41 37 41 42 8 9
うち墜落・転落
(割合・%)
19
(57.6%)
15
(36.6%)
14
(37.8%)
23
(56.1%)
27
(64.3%)
6
(75.0%)
7
(77.8%)

図4 死傷災害に占める墜落・転落災害の割合の推移

図4

図5 死亡災害に占める墜落・転落災害の割合の推移

図5

図6 リスクアセスメントの実施状況

図6



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