東京労働局発表
平成19年5月29日(火)




職業安定部職業安定課
課   長  藤井  剛
雇用計画官  塙  陽子
電 話 (3512)1654(直通)
FAX (3512)1565

「有効求人倍率が1.41倍と前月より0.02P上昇」
―― 一般職業紹介状況(平成19年4月分) ――

新規求職者数が3ヶ月連続して前年同月比で減少
新規求人倍率は前月より0.25ポイント上昇

1.有効求人倍率・求人・求職の動き
(1)有効求人倍率
 有効求人倍率(季節調整値)は、1.41倍と前月より0.02ポイント上昇した。

(2)有効求人数
 平成19年4月の有効求人数(原数値)は272,999人で前年同月比15.7%の減少と、7ヶ月連続して減少になった。

(3)有効求職者数
 平成19年4月の有効求職者数(原数値)は207,962人で前年同月比3.8%減と、平成17年6月以降連続して減少している。
〔参考〕最近の雇用失業情勢
(4)職種別の有効求人倍率の状況
 職業別の常用有効求人求職の状況をみると、一般常用では、警備員などの保安の職業5.8倍、情報処理技術者5.7倍、機械・電気技術者3.5倍、接客・給仕の職業4.0倍と高い倍率になっており、一方で、最も求職者の多い一般事務の職業では0.3倍と、依然として低い倍率となっている。パート常用では、接客・給仕の職業に代表されるサービスの職業が5.9倍と高い倍率となっているが、一般事務の職業においては0.7倍で、一般常用と同様に低い倍率となっている。
〔参考〕 主な職業別常用有効求人求職状況


2.新規求人の動き
 平成19年4月の新規求人数(原数値)は94,668人で前年同月比15.5%減と、派遣・請負求人の適正化などにより9ヶ月連続の減少となっている。
〔参考〕最近の雇用失業情勢
 平成19年4月の正社員・非正社員の新規求人数の状況をみると、正社員47,593人(前年同月比13.5%減)、非正社員47,075人(同17.4%減)と、正社員は9ヶ月連続で減少、非正社員も11ヶ月連続で減少している。なお、正社員構成比は3ヶ月連続で前年同月比が増加で推移している。
〔参考〕 正社員の職業紹介状況
 平成19年4月の新規求人数の産業別の状況をみると、サービス業23,948人(前年同月比27.3%減)、建設業5,021人(同32.7%減)、情報通信業9,921人(同23.4%減)で引続き大幅に減少しており、運輸業も4,957人(同21.0%減)と減少幅が大きくなってきている。一方、医療・福祉9,832人(前年同月比10.8%増)、卸売・小売業15,868人(同4.4%増)と増加している。
〔参考〕産業別新規求人の推移
〔参考〕主な産業別・事業所規模別新規求人状況(平成19年4月)

3.新規求職者の動き
 平成19年4月の新規求職者数(原数値)は、60,120人で前年同月比4.5%減と、3ヶ月連続で減少している。
〔参考〕最近の雇用失業情勢
 平成19年4月の一般常用求職者の態様別の状況をみると、在職中の者は8,010人で前年同月比2.9%減と3ヶ月連続して減少した。また、離職者についても33,829人で前年同月比4.9%減と、4ヶ月連続の減少であったが、前月に比べ在職者数が減少し、離職者数が増加したことにより、在職者割合が減少した。
〔参考〕 新規一般常用求職者の態様別推移


4.就職者の動き
 平成19年4月の就職者数は13,119人(前年同月比1.5%減)と3ヶ月連続で減少した。
  一般、パート別の状況をみると、一般は9,020人で前年同月比1.0%の増加となっており、 一方、パートは4,099人で前年同月比6.5%の減少となった。
〔参考〕最近の雇用失業情勢
〔参考〕職業紹介取扱状況(一般・パート)


5.求人充足の動き
 平成19年4月の求人充足数は17,647人で前年同月比0.1%の減少となった。
  一般、パート別の状況をみると、一般は12,624人(前年同月比1.9%増)と3ヶ月ぶりの増加となり、一方、パートは5,023人(同4.8%減)と2ヶ月連続で減少した。
〔参考〕最近の雇用失業情勢
〔参考〕職業紹介取扱状況(一般・パート)


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