宮城労働局管内における令和元年の熱中症による死傷災害者数(休業4日以上)は10人であり、そのうち9人が7月及び8月に被災しています。業種別では、建設業が4人と最も多いところですが、全体10人のうち、屋外作業は6人であり、屋内作業でも4人が被災しています。
過去10年をみると110人が被災し、そのうちの98人(89.1%)は7月及び8月に集中しています。また、屋外作業は58人(52.7%)、屋内作業は37人(33.6%)であり、15時台をピークに10時台から17時台までの間に多数発生しています。
厚生労働省では、本年も5月から9月までを「STOP! 熱中症クールワークキャンペーン」期間として、各種団体と連携し、熱中症防止に取り組んでいきます。
熱中症災害の防止には、WBGT値・気温・湿度などの適切な把握や、作業環境の適正な管理のほか、労働者の体調確認などが非常に重要です。
新型コロナウイルス感染症の予防のため、「新型コロナウイルスを想定した新しい生活様式」を保ちながら、適切な対策の確保をお願いします。
〇令和2年6月29日付け
「『STOP! 熱中症 クールワークキャンペーン』展開中」プレスリリース(PDF)
〇「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」
■ 要綱本文 : 「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」実施要綱(PDF)
◆ 2019年職場における熱中症による死傷災害の発生状況(PDF)
(令和2年5月27日厚生労働省プレスリリース)
◆ 宮城の職場における熱中症による死傷災害の発生状況(PDF)
■各種リーフレット等
令和2年「STOP! 熱中症 クールワークキャンペーン」(PDF)
職場の熱中症予防対策は万全ですか?(PDF)
WBGT指数を把握して熱中症を予防しましょう!(PDF)