製造業における労働安全衛生の自主点検について(お願い) 令和3年度
県内の製造業においては、昨年、死亡災害が急増したことから、宮城労働局では、製造業における死亡災害が減少に転じるとともに、死傷災害の減少が一層進展することを関係者の皆様と強く願い、その具体的な取組として労働安全衛生自主点検を実施することといたしました。コロナ禍により取り巻く事業環境は依然として厳しい状況が続きますが、労働災害
撲滅のため、自主点検を実施していただき、これを契機として一層の労働安全衛生のための取組をお願いいたします。
【実施期間】
令和3年4月から6月までの期間
【自主点検票の配付】
所轄の労働基準監督署から自主点検票を送付することとしております。
また、併せて、本ページ内に入力可能な様式(送付分と同一内容)をワード形式で用意しましたので、ダウンロードしていただくことにより御活用ください。
下記からダウンロードできます。
【自主点検票の提出】
所定の点検項目を記入した自主点検票については、その自主点検票の写しを取る等により、労働基準監督署からの送付時に同封しております「返信用封筒」(料金受取人払用封筒)をお使いいただき、所轄の労働基準監督署あて送付願います。
【この自主点検の目的は…】
宮城労働局における製造業の労働災害防止については、第 13 次労働災害防止推進計画(2018年度~2022 年度)(以下「13 次防」という。)における重点業種として、「死亡災害ゼロ」を目標に労働災害の削減に取り組んでいるところです。残念ながら、13 次防の中間年(令和2年)においては、死亡者数が5人(前年比4人増)の大幅な増加となり、目標達成が極めて厳しい状況にあるとともに、コロナ禍において事業場の安全衛生管理体制が脆弱化している懸念があるところです。
また、休業4日以上の死傷災害の内容をみると、依然として動力機械による労働災害(以下「機械災害」という。)が3割を占め、また、転倒、墜落・転落、腰痛等といった行動災害が半数近くをも占めているところです。
このため、今般、製造業における事業場に対して、安全衛生管理体制、安全衛生教育、リスクアセスメント等の実態把握の一助として、自主点検の実施をお願いすることといたしました。
これにより、安心して安全・健康に働くことができる職場環境の実現につなげていただけるものと存じます。
御多忙のところ、また、新型コロナウイスル感染症の拡大防止のための徹底した取組が重要である中、誠に恐縮ですが、この自主点検に取り組むことにより、一層適切に自主的な改善を進めていただきますようお願いいたします。
・宮城労働局(健康安全課)TEL(022) 299-8839
お問い合わせ先