松阪市ごみ処理基盤施設整備事業「熱回収施設・リサイクルセンター建設工事現場」に対し、三重労働局・松阪労働基準監督署合同のパトロールを実施
三重労働局では、労働災害の減少を目指して、本年度を初年度とする第12次労働災害防止計画に基づき各種対策を推進しているところですが、本年に入ってからも、平成25年11月末日現在の速報値で、1,763人もの方が労働災害で被災しているとともに、建設業等では、死亡災害、死傷災害とも、対前年同月比で増加しています。
年末年始は何かと慌ただしい時期であり、普段の作業や生活のリズムが変わりやすいことに加え、年末の大掃除や機械設備の保守点検作業、年始の立ち上げ作業など、いわゆる「非定常作業」が多くなるため、労働災害の増加が懸念されるところです。
このため、工事現場における関係者一人ひとりが労働災害を未然に防止するための意識の高揚を図るため、三重労働局と松阪労働基準監督署合同の工事現場パトロールを下記のとおり、実施しました。
1 日 時
平成25年12月9日(月)午前10時から午前11時45分まで
2 パトロール実施現場
(1)現場名
松阪市ごみ処理基盤施設整備事業 熱回収施設・リサイクルセンター建設工事
松阪市桂瀬町751
(2)発注者
松阪市
(3)施工者
川崎重工業株式会社
3 パトロール実施概要
最初に、工事を施工する川崎重工業の担当者から、現場の特徴や工事の進捗状況等について説明を受けたあと、現場内に入り、墜落災害防止対策、重機との接触防止対策などについて確認を行った。
パトロール後、局・署から、「墜落災害、重機災害などを防止するため、しっかりした対策を講じてもらっている。年末を迎える時期であり、普段の作業や生活のリズムが変わりやすいことに加え、機械設備の保守点検作業など非定常作業が多くなることから、現場確認、作業手順の遵守、非定常作業における安全確認の徹底を図ってして頂きたい。」旨、講評した。
4 パトロール実施状況
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 059-226-2107