第63回 全国労働衛生週間について
平成24年度の全国労働衛生週間は
「心とからだの健康チェック みんなで進める健康管理」
をスローガンとして10月1日から10月7日までの1週間にわたり全国一斉に実施されます。
全国労働衛生週間は,昭和25年に第1回が実施されて以来,本年で63回目を迎えます。
この間,本週間は,国民の労働衛生に関する意識を高揚させ,事業場における自主的労働衛生管理活動を通じた労働者の健康確保等に大きな役割を果たしてきました。
さて,三重県内における業務上疾病による休業4日以上の被災者は,長期的には減少をしてきたものの近年は横ばい傾向となっておりますが,昨年は174人となり,一昨年と比べ18人の増加となりました。
また,全国的には,過重労働による健康障害や仕事・職場生活に関する強い不安,悩み,ストレスが原因のメンタルヘルス不調などの健康問題が重要な課題となっています。
本週間を契機に,すべての事業場で労働衛生の状況をチェックし,労働衛生水準の向上を図られるようお願いします。
なお,三重労働局(局長 藤井礼一)では各労働災害防止団体等と連携し,10月2日(火)午後2時より,三重県文化会館中ホールにおいて,「~Relax~心とからだの健康維持増進大会」を開催し,四日市看護医療大学の学長河野啓子氏を講師として招き,メンタルへルス対策を主眼とした講演を行うこととしています。
また,県下の労働基準監督署では各事業場への安全衛生指導時にメンタルへルス対策の取組及び定期健康診断の結果に基づく措置(事後措置)の実施の確認を一層強力に進めていくこととしています。
平成24年9月27日発表資料はこちら(150KB; PDFファイル)
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 059-226-2107