次世代育成支援推進法に基づき行動計画を策定し、計画に定めた目標を達成するなど一定の基準を満たした事業主に対し、申請により厚生労働大臣（都道府県労働局長へ委任）が認定を行っています。
   12月26日、株式会社ザイタックが認定を受け、岐阜県内の認定は38件、28企業となりました。
  

◆株式会社ザイタック

   所在地：土岐市肥田浅野笠神町2－11－1
 　業　種：介護・福祉
 　労働者数：92人　

　【行動計画期間】
　　平成21年10月1日～平成24年9月30日
　　
　【行動計画目標】　
　　1．（1）就業継続、制度利用全般を相談できる窓口を設ける。
　　     (2）経営方針として、従業員の両立を応援することを明確にし、社内制度について周知する方法を

             検討し、実施する。
　      （3）管理職の理解向上のため、両立支援に関する制度について研修を行う。
　　2．（1）母性健康管理、母性保護の措置の内容について周知する。
　 　   （2）出産予定者に、両立支援制度の内容を説明するとともに休業から復職までの必要書類

             （休業申請書など）を配布する。
　  3．小学生未満の子を持つ社員が、希望する場合に利用できる「短時間勤務制度」を設ける。
    4．育児休業等に関し、定期的な情報提供を行う。
　  5．育児や出産で退職した者を再雇用する制度を導入する。
    6．平成24年9月までに、インターンシップ等の受け入れ体制の充実を図る。
　
　【1期目行動計画取組状況】
・継続就業、制度利用全般についての相談窓口として「両立支援窓口」を設置。ポスターを作成し、PRを行った。
・毎月定期的に社労士を交えた労務会議を開催し、育児・介護休業法、出産、育児に関わる休暇及び給付制度について、社員へ提供する情報の内容及び方法を検討した。
・社内制度について記載した「労務ハンドブック」を作成。入社時、契約更新時に社員全員に配布し、内容について説明した。
・経営会議の中で、両立支援制度に関する管理者研修を実施した。
・就業規則と就業管理についてスタッフ勉強会を開催し、仕事と育児の両立に関する諸制度について説明。一般社員にも参加を募り情報を共有した。
・妊娠から出産に伴う制度をわかりやすく解説したリーフレットを作成。出産予定者と面談を行い、リーフレットを活用して出産から復帰までの手続きを説明。必要書類を配布した。
・小学校就学前の子を養育する社員が利用できる短時間勤務制度、所定外労働の免除制度を導入した。
・育児休業復帰者について、経営指針発表会において「おかえりなさいで賞」として表彰した。
・育児・介護サービス利用の費用助成規定を設け、小学校就学の始期に達する子を養育する社員又は家族を介護する社員がサービスを利用した場合に助成を行った。
・育児や出産で退職した社員を再雇用する育児・介護退職者再雇用制度を導入した。
・学生を対象としたインターンシップ制度を導入し、ホームページでPRするとともに、受け入れを行った。
　

　※行動計画期間中の育児休業取得状況
　　男性・・0人（子の看護休暇取得・・1人）
　　女性・・8人（出産者の育児休業取得割合・・114％）