2019 夏 仕事 休もっ化計画 始動!
仕事 休もっ化計画 暑い夏 メリハリを付けた 働き方で 充実した人生を 重要な仕事こそ チームで計画的に行い 休みやすい職場環境に |
「年次有給休暇」とは
年次有給休暇は、労働基準法で定められた労働者に与えられた権利です。労働基準法第39 条において、労働者は、・6か月間継続して雇われていること
・全労働日の8割以上を出勤していること
を満たしていれば、10 日間の年次有給休暇が付与され、申し出ることにより取得することができます(勤続年数、週所定労働日数等に応じて年次有給休暇の付与日数は異なります。)。
労働基準法の改正
労働基準法が改正され、平成31年4月より、使用者は、法定の年休付与日数が10日以上の全ての労働者に対して、毎年5日間、年休を確実に取得させることが必要となりました。年次有給休暇の取得率は
年次有給休暇の取得率は、平成29 年で51.1%と、18年ぶりに5割を超えたものの、依然として、政府目標である70%とは大きな乖離があります。年次有給休暇の取得が低調な理由として、「みんなに迷惑がかかると感じる」、「後で多忙になる」、「職場の雰囲気で取得しづらい」などが全体の約3分の2を占めています。
年次有給休暇取得に向けた職場づくりを!
年次有給休暇を取得することは、心身の疲労回復などのために必要です。さらに、年次有給休暇を取得しやすい環境は、仕事に対する意識やモチベーションを高め、仕事の生産性を向上させ、企業イメージの向上や優秀な人材の確保につながるなど、企業、労働者双方にメリットがあります。年次有給休暇の取得が進んでいる企業などでは、社員の業務の進行状況等を所属長(課長など)のみならず、同僚等も把握し、仕事を個人ではなくチームで行うことで、社員が休みやすい職場環境とされています。
また、年次有給休暇の「計画的付与制度」を導入している企業では、導入していない企業よりも年次有給休暇の取得率が8.5 ポイントも高く(平成28 年)、年次有給休暇の取得促進に当たって、「計画的付与制度」は効果があるものです。
労働者が年次有給休暇の取得にためらいを感じないよう、業務のやり方を変えたり、年次有給休暇の「計画的付与制度」を導入するなど、年次有給休暇を取得しやすい環境づくりに取り組みましょう。
会社の夏季休暇に年次有給休暇を組み合わせて連続休暇に!
週休2日制の会社で、8月13 日(月)~15 日(水)が夏季休暇(お盆休み)の場合には5連休となります。16 日(木)と17 日(金)に年次有給休暇をプラスすると9連休となります。16日(金)を年次有給休暇の計画的付与制度を用いて会社全体で休みとしたり、個々の労働者が年次有給休暇を「プラスワン」することで9連休となります。暑い夏、海に山に、花火に夏祭りに、休暇を取って人生を充実させませんか。
今年から、あなたの会社にも「ゆう活」を取り入れませんか。
「ゆう活」とは、日照時間が長い夏は早くから働き、その分早めに仕事を終えて、まだ明るい夕方の時間を有効に活用しようとする取組です。 「朝型勤務」や「フレックスタイム制」などの導入が効果的です。 ゆう活の取組を通じて、業務の効率化が図られ、長時間労働が抑制されるなど、企業にも様々なメリットがあります。 |
この記事に関するお問い合わせ先
雇用環境・均等室 TEL : 058-245-1550(代表) 058-245-8124(労働相談)