「表彰式」を10月5日に労働局長室で実施しました。
表彰式で島谷労働局長(右)から表彰状の授与を受ける福井信用金庫の大久保理事長(左)
福井労働局は、平成22年度「均等・両立推進企業表彰」ファミリー・フレンドリー部門福井労働局長奨励賞表彰企業として、平成22年10月5日に、福井労働局局長室において「表彰式」を行いました(写真)。
福井信用金庫の仕事と育児・介護の両立支援についての取組は以下のとおりです。
福井信用金庫の取組
1 育児・介護休業制度
制度内容は法の定める範囲としているが、男女とも過去に育児・介護休業制度を取得した実績があり(育児休業については複数の男性職員が取得、女性職員は出産者の全員が取得)、復職率も高く、休業制度の利用について職員に定着している企業風土がある。
2 仕事と家庭のバランスに配慮した柔軟な働き方ができる制度について
- 育児のための短時間勤務制度と、時間外労働・休日労働が免除される制度について、子どもが小学校に入学する前まで(法を上回る期間)利用することができる。
- 配偶者の出産時に、企業が独自に導入した特別休暇(分娩休暇制度・有給扱い)や、年次有給休暇の取得を職員へ呼びかけている。
3 仕事と家庭の両立がしやすい企業文化
- 平成18年1月に「男性職員の育児参加サポート宣言」を理事長名で企業広報誌に掲載し、職員、OB、関係団体に配布している。
育児休業を取得した男性職員の声、労働局の認定等、継続的に記事を掲載して周知を行っている。
- 休業者の円滑な職場復帰のために、休業中の情報提供(資格取得・更新のための通信講座、試験案内等の情報)を一律に行うとともに、希望する職員に対しては、復帰直前・直後講習を行っている(受講率は100%)。
また、復職にあたっては原則として原職復帰としている。
4 次世代育成支援のための取組
次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定し、労働局長の認定を目指した取組を進めている。
なお、第1回目の行動計画については平成20年10月24日に認定を受けており交付された認定マーク(くるみん)の積極的活用に努めている。
表彰後の懇談会
