【福井労働基準監督署】死亡労働災害防止のための緊急要請について

 福井労働基準監督署管内における死亡労働災害の発生状況につきましては、令和2年に3人、令和3年は4人の尊い命が失われる結果となりました(下記資料1)。令和4年においては、年度切り替えの時期において、相次いで3人の方が亡くなる憂慮すべき事態となっております。
 本年発生した死亡労働災害は、道路貨物運送業で1人、社会福祉施設で1人、建設業で1人と業種横断的に発生しており、災害の型としても交通事故、墜落・転落、挟まれ巻き込まれと広範囲に及んでいます。
 また、これらの死亡労働災害では、共通して、「不安全な状態」、「不安全な行動」、「管理上の問題」等の災害発生に係る背景要因についても懸念されるところです(下記資料2)。
 死亡災害の発生に歯止めをかけるべく、いかなる労働災害もあってはならないことを念頭に、貴団体の会員事業場に対して、経営トップ自らの緊急安全点検の実施、経営トップによる率先した安全衛生活動の強化等について、一層の取り組みについて要請(下記資料3)しました。


公益社団法人福井県労働基準協会 福井支部長
建設業労働災害防止協会 福井県支部 高志分会長
 
 

  

   

 

 

 

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