住協連会議に出席の8事業場に対し、「CREATE-SIMPLE」(クリエイト-シンプル)を用いた化学物質のリスクアセスメントの導入促進のための説明会を実施しました。
令和元年9月24日に、2カ月に1回開催される住友系列の事業場8社が自主的に集まり開催している労働災害防止協議会(「住協連」)の終了後に、愛媛労働局 岸労働基準部長を講師として当該会議に出席の事業場等に対し、「CREATE-SIMPLE」(クリエイト-シンプル)を用いた化学物質のリスクアセスメントの導入促進説明会を開催しました。
現在、化学物質のリスクアセスメントを実施している事業場では、机上でリスク評価が出来る手軽さからコントロール・バンディング法を導入している事業場が多く見受けらますが、当該方法ではリスクの判定結果が、ばく露濃度測定と比べ安全側に出るため、「改善対策コスト」がかかるとともに、設備対策や時間要素の反映がされない、ガス状物質には非対応などの多くの短所があり、リスク評価だけの実施にとどまっている事業場も多く見受けられる。
このことから、「CREATE-SIMPLE」(クリエイト-シンプル)法は、コントロール・バンディング法の手軽さで机上で評価ができ、ばく露推定値の定量的な算出、評価対象の保護具対策の追加が、経皮吸収の危険性のリスクにも対応しており、実際の現場に対応したリスク評価が出来る手法となっています。
以上のことから、多くの利点がある当該手法の導入促進を図っているところです。
※「CREATE-SIMPLE」(クリエイトーシンプル)法は、「職場のあんぜんサイトより入手(ホーム>化学物質のリスクアセスメント実施支援>CREATE-SIMPLE)よりダウンロードできます。
<講演状況> <↓ここをクリックしてください!>