鉄工業における労働災害防止対策等説明会を開催しました。
新居浜労働基準監督署は、平成27年5月26日に、「鉄工業における労働災害防止対策等説明会」を新居浜市立図書館において開催し、65社(75名)が出席しました。
本説明会は、管内の主要産業である鉄工業において、平成26年の休業4日以上の労働災害が、対前年比46.5%と大幅に増加し、特に金属加工用機械による挟まれ・巻き込まれ災害が繰り返し発生し、また、フォークリフトやクレーンによる重大災害が発生していることを受けて開催したもので、安全衛生管理体制の確立と安全衛生管理者等の職務の遂行、年間を通じた安全衛生管理計画の策定と安全衛生規程の整備、リスクアセスメントによる優先度に対応したリスク軽減措置の実施、KYT(危険予知訓練)・5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)・ヒヤリハット等の日常的な安全衛生活動の継続的な実施等について要請しました。
また、健康確保対策として、過重労働の解消と長時間労働者への面接指導、健康診断の実施と事後措置の徹底、有機溶剤業務・粉じん作業における作業管理の徹底等を要請しました。
さらに、雇用をめぐるトラブルを未然に防止するため、必要とされる労働条件の整備等について説明を行いました。
〈説明会資料〉
◎安全管理活動について(467KB; PDFファイル)
◎労働衛生管理について(738KB; PDFファイル)
この記事に関するお問い合わせ先
新居浜労働基準監督署 TEL : 0897-37-0151