新居浜署管内「死亡災害撲滅運動」説明会を開催しました。
新居浜労働基準監督署では、本年多発している死亡災害の撲滅を図るため、令和元年5月22日に管内の工業的業種(製造業、鉱業、建設業、陸上貨物運送事業)を主な対象とした、新居浜署管内「死亡災害撲滅運動」説明会を「あかがねミュージアム 多目的ホール」にて開催しました。定員人数250人のところ350人の方がお集まり頂き、各事業場の「死亡災害撲滅」に対する関心の高さが伺えました。
当署管内の労働災害発生件数は、平成30年の全産業における休業4日以上の死傷者数は387人(前年比-43、-10.0%)で、平成17年(2005年)以降で過去最少となり、死亡者数は2人(前年比-3、-60.0%)で、平成26年の0人に次ぐ水準となりました。
一方、本年の労働災害発生件数は、平成31年3月末現在の休業4日以上の死傷者数は66人(前年比+3、+4.8%)で、前年に比べ増加傾向となっており、特に死亡者数については、既に4人の尊い命が失われ、前年1年間の倍となり、管内での過去最多の死亡者数(10人)であった平成19年、平成20年のペースを上回る極めて憂慮すべき事態となっています。
当日は、「労働災害防止活動の活性化 安全確保ヨシ!!」と題する特別講演を、中央労働災害防止協会 中四国安全衛生サービスセンター所長 山岡和寿氏より賜り、事業所内のコミュニケーションにより「報告、連絡、相談(報連相)」の活性化を行う必要があるということを学びました。
<多目的ホール内の様子> <パブリックビューイングの様子>
<資料>
・死亡災害撲滅運動チラシ(PDF) ← クリックしてください!
・新居浜労働基準監督署からの資料(PDF) ← クリックしてください!
・事業場自主点検表(PDF) ← クリックしてください!