新居浜労働基準監督署が労働災害防止対策の強化について文書要請しました。
新居浜労働基準監督署管内における平成26年の休業4日以上の労働災害は、12月末現在において376件で、前年同期比16件(4.4%)の増加となっていますが、これは、愛媛労働局全体の増加率2.2%の2倍の増加率であり、第12次労働災害防止計画の目標達成が憂慮される事態となっています。
このため、新居浜労働基準監督署では、平成26年に複数の労働災害を発生させている事業場に対して、愛媛労働局の平成27年上半期における労働災害防止に係る集中取組「アンダー9(ナイン)運動」の趣旨を十分に理解し、労働災害防止対策の強化に取り組むよう、文書要請しました。
<関連の労働災害防止対策の実施要領>
1 「見える安全活動」とは、・・・
職場に潜む危険などは、視覚的に捉えられないものがあります。それらを可視化(見える化)すること、また、それを活用することによる効果的な安全活動を「見える」安全活動と言います。危険認識や作業上の注意喚起を分かりやすく周知でき、また、一般の労働者も参加しやすいなど、安全確保のための有効なツールです。
安全プロジェクトをご覧ください。
2 STOP!転倒災害プロジェクト2015
休業4日以上の労働災害で最も多い「転倒災害」防止を目指し、2月と6月を重点取組期間に設定して、職場における転倒リスクの総点検と、特設サイトの開設及び事業場への指導などにより、安心して働ける職場環境の実現を目指します。
この記事に関するお問い合わせ先
新居浜労働基準監督署 TEL : 0897-37-0151