パルプ・紙、紙加工品製造業等における労働災害防止対策等説明会を開催しました。
新居浜労働基準監督署は、平成26年11月19日に「パルプ・紙、紙加工品製造業等における労働災害防止対策等説明会」を四国中央市民会館川之江会館において開催し、同製造業の製造品出荷額が9年連続日本一であった四国中央市を初めとして西条市、新居浜市から124社(138名)が出席しました。
この説明会は、管内の主要産業である同製造業において、挟まれ・巻き込まれ等の機械災害が多発していることを受けて開催したもので、機械の掃除や調整(原材料が目詰まりした場合の原材料の除去や異物の除去等の一時的な作業を含む。)等の作業を行う場合の機械の運転停止、安全衛生管理体制の確保と職務遂行、リスクアセスメントによる優先度に対応したリスク軽減措置の徹底を要請しました。
また、健康確保対策として、過重労働の解消と長時間労働者への面接指導、健康診断の事後措置、メンタルヘルス対策の実施等を要請しました。
(新居浜労働基準監督署長あいさつ)
説明会では、四国中央市の製紙業4社が昨年6月に発足させた「製紙業災害防止協議会」の深川晴司会長(大王製紙株式会社生産本部安全環境部部長代理)より、「全ての始まりは安全活動から」と題した特別講演が行われました。
(製紙業災害防止協会会長 深川氏による特別講演状況)
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