【労働災害の特徴】
・休業4日以上の死傷者数は589人で、前年同月比89人(-13.1%)減少となっている。(6月速報値の前年同月比
-14.8%より1.7ポイント増加。)
・死亡者数は既に4人となり、前年同月末の4人と同数となっている。
・業種別では、建設業が前年同月比で26.4%の減少、陸上貨物運送事業が同じく13.6%減少、製造業が同数となって
いる。
・また、全災害の44.3%を占める第三次産業が前年同月比で12.7%減少しており、うち小売業が同じく21.6%減少、社会
福祉施設が同じく24.6%減少している。
・冬期型災害(1~3月期における転倒災害等)は前年186人から本年76人と大幅に減少するも、冬期型災害以外の死傷
災害は前年より21人増加している。(うち製造業で19人増加。別添参照。)
【山形労働局が実施している労働災害防止のための取組】
・職場における熱中症予防対策の推進を図るため、引き続き「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を展開中で
す。(令和元年6月24日報道発表資料参照)
・誰もが安心して安全で健康に働くことができる社会を目指し、10月から展開する「山形ゼロ災3か月運動・2019」(令和
元年8月6日報道発表資料参照)の参加事業場募集を8月1日より開始しています。
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平成30年(2018年)及び令和元年(2019年)の労働災害発生状況(各年7月末速報値)
業 種 |
H30年(2018年) |
R1年(2019年) |
増減 |
増減率 |
構成比 |
全 産 業 計 |
678 ④ |
589 ④ |
-89 |
-13.1% |
100.0% |
|
製 造 業 |
165 ② |
165 |
0 |
0.0% |
28.0% |
建 設 業 |
121 |
89 ② |
-32 |
-26.4% |
15.1% |
陸上貨物運送事業 |
59 |
51 |
-8 |
-13.6% |
8.7% |
第三次産業 |
299 |
261 |
-38 |
-12.7% |
44.3% |
|
小 売 業 |
102 |
80 |
-22 |
-21.6% |
13.6% |
社会福祉施設 |
61 |
46 |
-15 |
-24.6% |
7.8% |
飲 食 業 |
10 |
18 |
+8 |
+80.0% |
3.1% |
・労働基準監督署に提出された休業4日以上の死傷災害に係る「労働者死傷病報告」により集計したもの。(○数値は死亡者数を内数で示す。)
(注)「増減」「増減率」はH30年(2018年)とR1年(2019年)の比較、「構成比」はR1年(2019年)の業種構成比。別紙参照。
報道発表資料(令和元年8月20日) (136KB; PDFファイル)
【別紙】
令和元年 山形県内における労働災害発生状況(速報) (110KB; PDFファイル) |