県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成30年3月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、着実に改善が進んでいる。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)年度平均は原数値である。なお、平成29年12月以前の数値は、平成30年1月分公表時に新季節指数により改訂されている。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は2.5%となり、前月と同じ水準となった。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.59倍となり、前月を0.01ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は1.07倍となり、前年同月を0.13ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
3月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、10,856人で、前年同月と比較すると2.3%減となり、14か月ぶりに減少となった。
主な産業別では、建設業(1,186人、前年同月比6.8%増)、製造業(1,861人、同7.8%増)、運輸業,郵便業(441人、同3.5%増)、卸売業,小売業(1,744人、同2.0%増)等で増加し、宿泊業,飲食サービス業(726人、同16.7%減)、医療,福祉(1,765人、同5.1%減)、サービス業(1,174人、同11.1%減)では減少となった。
製造業の内訳については、化学・プラスチック関係(155人、前年同月比32.5%増)、金属製品製造業(111人、同50.0%増)、はん用機械器具製造業(143人、同15.3%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(130人、同78.1%増)、電気機械器具製造業(164人、同19.7%増)、情報通信機械器具製造業(105人、同34.6%増)、輸送用機械器具製造業(67人、同86.1%増)等で増加し、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(375人、同13.0%減)、繊維工業(167人、同14.8%減)、窯業・土石製品製造業(67人、同1.5%減)、生産用機械器具製造業(150人、同17.1%減)等で減少し、製造業全体では20か月連続で増加となった。
正社員に係る新規求人数は、4,575人で、前年同月と比較すると0.2%増加となり、新規求人数に占める割合は42.1%で、前年同月と比較すると1.0ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、27,503人で、前月に比べ1.3%減となり2か月連続で減少した。
⑥ 原数値[パートタイムを含む全数]は、28,952人で、前年同月と比較すると5.7%増となり19か月連続で増加した。
求職
3月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、5,648件で、前年同月と比較すると1.3%増となり、3か月ぶりに増加した。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,622人、前年同月比0.8%増)は、16か月ぶりに増加し、離職者のうち、事業主都合離職者(634人、同3.1%増)は、2か月連続の増加となった。
また、在職者(2,295人、同1.5%増)は2か月ぶりに増加となり、無業者(668人、同5.7%増)は、17か月ぶりに増加となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、17,160人で、前月に比べ1.5%増となり2か月連続で増加した。
原数値[パートタイムを含む全数]では、18,263人で、前年同月と比較すると3.4%減となり54か月連続の減少となった。
有効求人倍率
3月の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.60倍で、前月を0.05ポイント下回り、2か月連続で低下した。
原数値[パートタイムを含む全数]は1.59倍となり、前年同月を0.14ポイント上回り、26か月連続して前年同月を上回った。
③ 正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.97倍で、前年同月を0.11ポイント上回った。
雇用保険
(1)
3月の雇用保険受給者実人員は2,934人で、前年同月と比較すると5.8%減となり、23か月連続で減少となった。
一般職業紹介状況
3月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は8,413件で前年同月と比較すると10.6%減となり、16か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は3,193件で、前年同月と比較すると0.5%増となり、4か月ぶりに増加した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |