県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成30年1月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、着実に改善が進んでいる。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)年度平均は原数値である。なお、平成29年12月以前の数値は、平成30年1月分公表時に新季節指数により改訂されている。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は2.4%となり、前月より0.3ポイント改善した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.59倍となり、前月と同じ水準となった。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は1.14倍となり、前年同月を0.15ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
1月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、10,628人で、前年同月と比較すると14.2%増となり、12か月連続で増加となった。
主な産業別では、製造業(1,941人、前年同月比32.3%増)、運輸業,郵便業(412人、同10.8%増)、卸売業,小売業(1,586人、同5.9%増)、宿泊業,飲食サービス業(748人、同11.0%増)、医療,福祉(1,942人、同12.0%増)、サービス業(1,251人、同28.8%増)等で増加し、建設業(934人、同0.1%減)では減少となった。
製造業の内訳については、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(457人、同10.4%増)、化学・プラスチック関係(140人、同77.2%増)、金属製品製造業(128人、同40.7%増)、はん用機械器具製造業(138人、同94.4%増)、生産用機械器具製造業(202人、同137.6%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(125人、同37.4%増)、電気機械器具製造業(158人、同58.0%増)、情報通信機械器具製造業(81人、同30.6%増)、輸送用機械器具製造業(90人、同30.4%増)等で増加し、繊維工業(141人、同14.5%減)、窯業・土石製品製造業(55人、15.4%減)等で減少し、製造業全体では18か月連続で増加となった。
正社員に係る新規求人数は、4,684人で、前年同月と比較すると18.6%増加となり、新規求人数に占める割合は44.1%で、前年同月と比較すると1.7ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、28,854人で、前月に比べ2.7%増となり8か月連続で増加した。
⑥ 原数値[パートタイムを含む全数]は、27,030人で、前年同月と比較すると11.6%増となり17か月連続で増加した。
求職
1月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、4,931件で、前年同月と比較すると7.1%減となり、2か月ぶりに減少した。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,264人、前年同月比11.1%減)は、14か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(574人、同14.5%減)は、16か月連続で減少となった。
また、在職者(1,997人、同0.2%増)は2か月連続で増加となり、無業者(380人、同11.0%減)は、15か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、16,689人で、前月に比べ3.0%減となり2か月ぶりに減少した。
原数値[パートタイムを含む全数]では、16,010人で、前年同月と比較すると7.0%減となり52か月連続で減少となった。
有効求人倍率
1月の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.73倍で、前月を0.10ポイント上回り、2か月ぶりに上昇した。
原数値[パートタイムを含む全数]は1.69倍となり、前年同月を0.28ポイント上回り、24か月連続して前年同月を上回った。
③ 正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、1.12倍で、前年同月を0.21ポイント上回り、過去最高値を更新した。
雇用保険
(1)
1月の雇用保険受給者実人員は2,893人で、前年同月と比較すると15.6%減となり、21か月連続で減少となった。
一般職業紹介状況
1月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は5,446件で前年同月と比較すると12.3%減となり、14か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は1,562件で、前年同月と比較すると10.7%減となり、2か月連続で減少した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |