県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成29年12月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、着実に改善が進んでいる。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成29年季節調整値替えにより、平成28年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は2.8%となり、前月より0.1ポイント悪化した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.59倍となり、前月を0.03ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は1.15倍となり、前年同月を0.16ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
12月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,699人で、前年同月と比較すると6.7%増となり、11か月連続で増加となった。
主な産業別では、建設業(1,044人、前年同月比1.7%増)、製造業(1,604人、同13.4%増)、運輸業,郵便業(402人、同13.6%増)、卸売業,小売業(1,663人、同17.8%増)、サービス業(1,170人、同23.9%増)等で増加し、宿泊業,飲食サービス業(640人、同4.6%減)、医療,福祉(1,563人、同8.5%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、化学・プラスチック関係(144人、同60.0%増)、金属製品製造業(101人、同68.3%増)、はん用機械器具製造業(111人、同20.7%増)、生産用機械器具製造業(164人、同5.1%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(101人、同94.2%増)、情報通信機械器具製造業(75人、同38.9%増)、輸送用機械器具製造業(71人、同153.6%増)等で増加し、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(345人、同6.8%減)、電気機械器具製造業(115人、同14.2%減)等で減少し、製造業全体では17か月連続で増加となった。
正社員に係る新規求人数は、4,282人で、前年同月と比較すると5.7%増加となり、新規求人数に占める割合は44.1%で、前年同月と比較すると0.4ポイント下回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、28,652人で、前月に比べ0.6%増となり2か月連続で増加した。
⑥ 原数値[パートタイムを含む全数]は、26,778人で、前年同月と比較すると9.9%増となり16か月連続で増加した。
求職
12月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、4,094件で、前年同月と比較すると0.5%増となり、13か月ぶりに増加した。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(1,931人、前年同月比3.2%減)は、13か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(547人、同6.0%減)は、15か月連続で減少となった。
また、在職者(1,413人、同7.0%増)は2か月ぶりで増加となり、無業者(309人、同8.0%減)は、14か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、17,422人で、前月に比べ1.6%増となり2か月ぶりに増加した。
原数値[パートタイムを含む全数]では、15,833人で、前年同月と比較すると6.0%減となり51か月連続で減少となった
有効求人倍率
12月の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.64倍で、前月を0.02ポイント下回り、4か月ぶりに低下した。
原数値[パートタイムを含む全数]は1.69倍となり、前年同月を0.24ポイント上回り、23か月連続して前年同月を上回った。
③ 正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、1.10倍で、前年同月を0.17ポイント上回り、過去最高値を更新した。
雇用保険
(1)
12月の雇用保険受給者実人員は2,836人で、前年同月と比較すると19.3%減となり、20か月連続で減少となった。
一般職業紹介状況
12月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は4,698件で前年同月と比較すると12.2%減となり、13か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は1,863件で、前年同月と比較すると1.8%減となり、3か月ぶりに減少した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |