県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成29年11月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、着実に改善が進んでいる。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成29年季節調整値替えにより、平成28年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は2.7%となり、前月より0.1ポイント改善した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.56倍となり、前月を0.01ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は1.09倍となり、前年同月を0.14ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
11月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,449人で、前年同月と比較すると15.9%増となり、10か月連続で増加となった。
主な産業別では、建設業(857人、前年同月比18.4%増)、製造業(1,546人、同33.3%増)、運輸業,郵便業(415人、同1.0%増)、卸売業,小売業(1,617人、同2.3%増)、宿泊業,飲食サービス業(641人、同3.1%増)、医療,福祉(1,527人、同13.1%増)、サービス業(1,077人、同31.0%増)等ほとんどの産業で増加となった。
製造業の内訳については、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(417人、前年同月比52.2%増)、繊維工業(136人、同38.8%増)、化学・プラスチック関係(99人、同22.2%増)、金属製品製造業(89人、同30.9%増)、生産用機械器具製造業(141人、同93.2%増)、電気機械器具製造業(111人、同18.1%増)、情報通信機械器具製造業(82人、同121.6%増)等で増加し、紙・印刷関係(28人、同9.7%減)、輸送用機械器具製造業(51人、同31.1%減)等で減少し、製造業全体では16か月連続で増加となった。
正社員に係る新規求人数は、3,995人で、前年同月と比較すると18.3%増加となり、新規求人数に占める割合は42.3%で、前年同月と比較すると0.9ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、28,469人で、前月に比べ3.3%増となり、2か月ぶりに増加した。
原数値[パートタイムを含む全数]は、27,874人で、前年同月と比較すると13.4%増となり、15か月連続で増加した。
求職
11月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、4,310件で、前年同月と比較すると6.6%減となり、12か月連続で減少した。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,183人、前年同月比9.3%減)は、12か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(512人、同17.0%減)は、14か月連続で減少となった。
また、在職者(1,585人、同2.5%減)は2か月ぶりで減少となり、無業者(406人、同9.0%減)は、13か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、17,145人で、前月に比べ0.7%減となり、2か月ぶりに減少した。
③ 原数値[パートタイムを含む全数]では、16,555人で、前年同月と比較すると7.4%減となり、50か月連続で減少となった。
有効求人倍率
11月の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.66倍で、前月を0.06ポイント上回り、2か月ぶりに上昇した。
原数値[パートタイムを含む全数]は1.68倍となり、前年同月を0.31ポイント上回り、22か月連続して前年同月を上回った。
③ 正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、1.07倍で、前年同月を0.22ポイント上回り、過去最高値を更新した。
雇用保険
(1)
11月の雇用保険受給者実人員は3,074人で、前年同月と比較すると15.5%減となり、19か月連続で減少となった。
一般職業紹介状況
11月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は5,595件で前年同月と比較すると17.0%減となり、12か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は2,056件で、前年同月と比較すると4.0%増となり、2か月連続で増加した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |