県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成29年10月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、着実に改善が進んでいる。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成29年季節調整値替えにより、平成28年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は2.8%となり、前月と同じ水準となった。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.55倍となり、前月を0.03ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は1.06倍となり、前年同月を0.14ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
10月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、10,549人で、前年同月と比較すると6.5%増となり、9か月連続で増加となった。
主な産業別では、製造業(1,893人、前年同月比12.9%増)、運輸業,郵便業(523人、同30.1%増)、卸売業,小売業(1,618人、同2.7%増)、医療,福祉(1,841人、同5.5%増)、サービス業(1,228人、同24.7%増)等で増加し、建設業(1,006人、同1.9%減)、宿泊業,飲食サービス業(738人、同8.0%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、化学・プラスチック関係(108人、前年同月比42.1%増)、金属製品製造業(125人、同28.9%増)、はん用機械器具製造業(117人、同143.8%増)、生産用機械器具製造業(164人、同56.2%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(135人、同31.1%増)、電気機械器具製造業(130人、同46.1%増)等で増加し、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(504人、同9.8%減)、繊維工業(169人、同12.0%減)等で減少し、製造業全体では15か月連続で増加となった。
正社員に係る新規求人数は、4,559人で、前年同月と比較すると6.8%増加となり、新規求人数に占める割合は43.2%で、前年同月と比較すると0.1ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、27,549人で、前月に比べ0.3%減となり5か月ぶりに減少した。
⑥ 原数値[パートタイムを含む全数]は、27,976人で、前年同月と比較すると10.2%増となり14か月連続で増加した。
求職
10月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、4,866件で、前年同月と比較すると2.0%減となり、11か月連続で減少した。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,496人、前年同月比5.8%減)は、11か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(586人、同10.3%減)は、13か月連続で減少となった。
また、在職者(1,747人、同7.8%増)は2か月ぶりで増加となり、無業者(558人、同11.8%減)は、12か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、17,271人で、前月に比べ0.3%増となり2か月ぶりに増加した。
③ 原数値[パートタイムを含む全数]では、17,129人で、前年同月と比較すると6.3%減となり49か月連続で減少となった。
有効求人倍率
10月の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.60倍で前月と同水準となった。
原数値[パートタイムを含む全数]は1.63倍となり、前年同月を0.24ポイント上回り、21か月連続して前年同月を上回った。
③ 正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、1.03倍となり、前年同月を0.18ポイント上回り、過去最高値を更新した。
雇用保険
(1)
10月の雇用保険受給者実人員は3,387人で、前年同月と比較すると11.4%減となり、18か月連続で減少となった。
一般職業紹介状況
10月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は6,268件で前年同月と比較すると6.3%減となり11か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は2,204件で、前年同月と比較すると0.0%増となり、20か月ぶりに増加した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |