県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成29年9月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、着実に改善が進んでいる。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成29年季節調整値替えにより、平成28年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は2.8%となり、前月と同じ水準となった。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.52倍となり、前月と同じ水準となった。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は1.03倍となり、前年同月を0.14ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
9月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、10,732人で、前年同月と比較すると12.2%増となり、8か月連続で増加となった。
主な産業別では、建設業(1,155人、前年同月比5.9%増)、製造業(1,720人、同22.3%増)、運輸業,郵便業(428人、同2.4%増)、卸売業,小売業(1,939人、同32.4%増)、宿泊業,飲食サービス業(895人、同11.5%増)、医療,福祉(1,671人、同2.0%増)、サービス業(1,164人、同12.9%増)等、ほとんどの業種で増加となった。
製造業の内訳については、化学・プラスチック関係(97人、前年同月比27.6%増)、金属製品製造業(114人、同81.0%増)、はん用機械器具製造業(150人、同78.6%増)、生産用機械器具製造業(189人、同42.1%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(123人、同115.8%増)、電気機械器具製造業(139人、同5.3%増)等で増加し、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(352人、同10.2%減)、繊維工業(135人、同14.6%減)等で減少し、製造業全体では14か月連続で増加となった。
正社員に係る新規求人数は、4,639人で、前年同月と比較すると15.6%増加となり、新規求人数に占める割合は43.2%で、前年同月と比較すると1.3ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、27,619人で、前月に比べ3.1%増となり4か月連続で増加した。
⑥ 原数値[パートタイムを含む全数]は、27,437人で、前年同月と比較すると11.0%増となり13か月連続で増加した。
求職
9月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、4,691件で、前年同月と比較すると7.4%減となり、10か月連続で減少した。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,363人、前年同月比9.8%減)は、10か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(492人、同27.1%減)は、12か月連続で減少となった。
また、在職者(1,721人、同2.3%減)は2か月ぶりで減少となり、無業者(544人、同10.2%減)は、11か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、17,227人で、前月に比べ0.5%減となり2か月ぶりに減少した。
③ 原数値[パートタイムを含む全数]では、17,015人で、前年同月と比較すると6.7%減となり48か月連続で減少となった。
有効求人倍率
9月の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.60倍で前月を0.05ポイント上回り、2か月ぶりに上昇した。
原数値[パートタイムを含む全数]は1.61倍となり、前年同月を0.26ポイント上回り、20か月連続して前年同月を上回った。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、1.01倍となり、前年同月を0.20ポイント上回り、初めて1倍を超える過去最高値となった。
雇用保険
(1)
9月の雇用保険受給者実人員は3,466人で、前年同月と比較すると15.9%減となり、17か月連続で減少となった。
一般職業紹介状況
9月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は6,137件で前年同月と比較すると16.2%減となり10か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は2,136件で、前年同月と比較すると4.9%減となり、19か月連続で減少した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |