県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成29年7月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、着実に改善が続いている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成29年季節調整値替えにより、平成28年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は2.8%と、前月と同水準となった。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.52倍となり前月を0.01ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.98倍となり前年同月を0.13ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
7月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,721人で、前年同月と比較すると6.3%増となり、6か月連続で増加となった。
主な産業別では、建設業(945人、前年同月比4.0%増)、製造業(1,625人、同15.8%増)、運輸業,郵便業(508人、同38.4%増)、卸売業,小売業(1,696人、同12.8%増)、医療,福祉(1,589人、同6.8%増)等で増加し、宿泊業,飲食サービス業(742人、同8.1%減)、サービス業(985人、同16.2%減)で減少となった。
製造業の内訳については、金属製品製造業(105人、前年同月比41.9%増)、はん用機械器具製造業(98人、同42.0%増)、生産用機械器具製造業(158人、同119.4%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(106人、同34.2%増)、電気機械器具製造業(141人、同24.8%増)等で増加し、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(409人、同6.6%減)、繊維工業(139人、同15.2%減)、化学・プラスチック関係(89人、同15.2%減)等で減少し、製造業全体では12か月連続で増加となった。
正社員に係る新規求人数は、4,104人で、前年同月と比較すると12.7%増加となり、新規求人数に占める割合は42.2%で、前年同月と比較すると2.4ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、26,423人で、前月に比べ0.4%増となり2か月連続で増加した。
⑥ 原数値[パートタイムを含む全数]は、26,510人で、前年同月と比較すると9.6%増となり11か月連続で増加した。
求職
7月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、4,316件で、前年同月と比較すると10.0%減となり、8か月連続で減少した。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,271人、同15.6%減)は、8か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(544人、同28.0%減)は10か月連続で減少となった。
また、在職者(1,591人、同0.1%減)は3か月ぶりで減少となり、無業者(420人、同10.1%減)は、9か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、16,988人で、前月に比べ1.6%減となり2か月ぶりに減少した。
原数値[パートタイムを含む全数]では、16,767人で、前年同月と比較すると8.3%減となり46か月連続で減少となった。
有効求人倍率
7月の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.56倍で前月を0.04ポイント上回り、2か月ぶりに上昇した。
原数値[パートタイムを含む全数]は1.58倍となり、前年同月を0.26ポイント上回り、18か月連続して前年同月を上回った。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.98倍となり、前年同月を0.18ポイント上回った。
雇用保険
(1)
7月の雇用保険受給者実人員は3,539人で、前年同月と比較すると14.5%減となり、15か月連続で減少となった。
一般職業紹介状況
7月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は5,852件で前年同月と比較すると13.3%減となり8か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は1,833件で、前年同月と比較すると11.7%減となり、17か月連続で減少した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |