県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成29年6月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、着実に改善が続いている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成29年季節調整値替えにより、平成28年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は2.8%で、前月より0.3ポイント改善した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.51倍となり前月を0.02ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.95倍となり前年同月を0.13ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
6月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、10,502人で、前年同月と比較すると13.9%増となり、5か月連続で増加となった。
主な産業別では、建設業(1,176人、前年同月比18.8%増)、製造業(1,657人、同26.3%増)、運輸業,郵便業(385人、同0.8%増)、卸売業,小売業(1,798人、同39.8%増)、医療,福祉(1,577人、同0.4%増)、サービス業(1,257人、同15.2%増)等で増加し、宿泊業,飲食サービス業(760人、同7.5%減)で減少となった。
製造業の内訳については、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(399人、前年同月比5.8%増)、化学・プラスチック関係(124人、同53.1%増)、はん用機械器具製造業(136人、同119.4%増)、生産用機械器具製造業(183人、同69.4%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(116人、同19.6%増)、電気機械器具製造業(154人、同100.0%増)等で増加し、繊維工業(135人、同20.6%減)、金属製品製造業(65人、同16.7%減)等で減少し、製造業全体では11か月連続で増加となった。
正社員に係る新規求人数は、4,437人で、前年同月と比較すると15.4%増加となり、新規求人数に占める割合は42.2%で、前年同月と比較すると0.5ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、26,330人で、前月に比べ1.4%増となり2か月ぶりに増加した。
⑥ 原数値[パートタイムを含む全数]は、26,757人で、前年同月と比較すると8.9%増となり10か月連続で増加した。
求職
6月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、4,657件で、前年同月と比較すると4.7%減となり、7か月連続で減少した。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,371人、同7.1%減)は、7か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(575人、同7.6%減)は9か月連続で減少となった。
また、在職者(1,707人、同2.3%増)は2か月連続で増加となり、無業者(506人、同13.1%減)は、8か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、17,267人で、前月に比べ1.6%増となり、7か月ぶりに増加した。
③ 原数値[パートタイムを含む全数]では、17,504人で、前年同月と比較すると7.6%減となり45か月連続で減少となった。
有効求人倍率
6月の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.52倍で前月を0.01ポイント下回り、4か月ぶりに低下した。
原数値[パートタイムを含む全数]は1.53倍となり、前年同月を0.23ポイント上回り、17か月連続して前年同月を上回った。
③ 正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.95倍となり、前年同月を0.16ポイント上回った。
雇用保険
(1)
① 6月の県内の雇用保険受給者実人員は3,608人で、前年同月と比較すると14.4%減となり、14か月連続で減少となった。
一般職業紹介状況
6月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は6,346件で前年同月と比較すると12.6%減となり、7か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は2,261件で、前年同月と比較すると4.5%減となり、16か月連続で減少した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |