県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成29年5月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、着実に改善が続いている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成29年季節調整値替えにより、平成28年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.1%であり、前月より0.3ポイント悪化した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.49倍となり前月を0.01ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.91倍となり前年同月を0.12ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
5月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,206人で、前年同月と比較すると2.1%増となり、4か月連続で増加となった。
主な産業別では、建設業(852人、前年同月比14.5%増)、製造業(1,471人、同12.1%増)、運輸業,郵便業(456人、同9.6%増)、サービス業(1,054人、同1.3%増)等で増加し、卸売業,小売業(1,512人、同4.3%減)、宿泊業,飲食サービス業(687人、同1.7%減)、医療,福祉(1,428人、同7.5%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、金属製品製造業(96人、前年同月比23.1%増)、生産用機械器具製造業(98人、同14.0%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(112人、同8.7%増)、電気機械器具製造業(123人、同86.4%増)等で増加し、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(335人、同3.7%減)、繊維工業(147人、同16.9%減)、化学・プラスチック関係(80人、同1.2%減)、輸送用機械器具製造業(32人、同20.0%減)等で減少し、製造業全体では10か月連続で増加となった。
正社員に係る新規求人数は、3,822人で、前年同月と比較すると1.5%減少となり、新規求人数に占める割合は41.5%で、前年同月と比較すると1.6ポイント下回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、25,979人で、前月に比べ1.5%減となり2か月ぶりに減少した。
⑥ 原数値[パートタイムを含む全数]は、26,725人で、前年同月と比較すると8.3%増となり9か月連続で増加した。
求職
(1)
5月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、4,882件で、前年同月と比較すると6.1%減となり、6か月連続で減少した。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,624人、同10.6%減)は、6か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(616人、同25.4%減)は8か月連続で減少となった。
また、在職者(1,539人、同3.6%増)は2か月ぶりで増加となり、無業者(536人、同10.2%減)は、7か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、16,992人で、前月に比べ2.2%減となり6か月連続で減少した。
③ 原数値[パートタイムを含む全数]では、18,396人で、前年同月と比較すると8.1%減となり44か月連続で減少となった。
有効求人倍率
5月の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.53倍で前月を0.01ポイント上回り、3か月連続で上昇した。
原数値[パートタイムを含む全数]は1.45倍となり、前年同月を0.22ポイント上回り、16か月連続して前年同月を上回った。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.92倍となり、前年同月を0.17ポイント上回った。
雇用保険
(1
5月の県内の雇用保険受給者実人員は3,667人で、前年同月と比較すると6.6%減となり、13か月連続で減少となった。
一般職業紹介状況
① 5月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は6,013件で前年同月と比較すると15.6%減となり、6か月連続で減少した。
就職件数[同]は2,188件で、前年同月と比較すると1.3%減となり、15か月連続で減少した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |