県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成29年4月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、着実に改善が続いている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成29年季節調整値替えにより、平成28年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は2.8%であり、前月と同水準。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.48倍となり前月を0.03ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.91倍となり前年同月を0.12ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
4月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、10,007人で、前年同月と比較すると2.6%増となり、3か月連続で増加となった。
主な産業別では、建設業(992人、前年同月比9.5%増)、製造業(1,532人、同12.9%増)、卸売業,小売業(1,628人、同1.3%増)、医療,福祉(1,595人、同4.0%増)、等で増加し、運輸業,郵便業(450人、同4.3%減)、宿泊業,飲食サービス業(728人、同12.9%減)、サービス業(920人、同19.1%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(428人、同10.9%増)、生産用機械器具製造業(159人、同63.9%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(99人、同43.5%増)、輸送用機械器具製造業(69人、同76.9%増)等で増加し、繊維工業(150人、同15.3%減)、化学・プラスチック関係(79人、前年同月比8.1%減)、金属製品製造業(80人、同5.9%減)、電気機械器具製造業(77人、同7.2%減)等で減少し、製造業全体では9か月連続で増加となった。
正社員に係る新規求人数は、4,085人で、前年同月と比較すると7.5%増加となり、新規求人数に占める割合は40.8%で、前年同月と比較すると1.9ポイント増加となった。
有効求人数〔季節調整値〕は、26,365人で、前月に比べ3.2%増となり4か月ぶりに増加となった。
⑥ 原数値[パートタイムを含む全数]は、26,850人で、前年同月と比較すると8.2%増となり8か月連続で増加となった。
求職
(1)
4月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、6,151件で、前年同月と比較すると6.3%減少となり、5か月連続で減少となった。
これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,885人、同6.5%減)は、5か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,308人、同16.2%減)は7か月連続で減少となった。
また、在職者(1,402人、同1.5%減)は2か月ぶりで減少となり、無業者(604人、同14.9%減)は、6か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、17,376人で、前月に比べ2.3%減となり5か月連続で減少となった。
③ 原数値[パートタイムを含む全数]では、19,058人で、前年同月と比較すると8.0%減となり43か月連続で減少となった。
有効求人倍率
4月の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.52倍で前月を0.08ポイント上回り、2か月連続で上昇した。
原数値[パートタイムを含む全数]は1.41倍となり、前年同月を0.21ポイント上回り、15か月連続して前年同月を上回った。
③ 正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.87倍となり、前年同月を0.18ポイント上回った。
雇用保険
(1
① 4月の県内の雇用保険受給者実人員は2,865人で、前年同月と比較すると20.1%減となり、12か月連続で減少となった。
一般職業紹介状況
4月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は6,566件で前年同月と比較すると16.3%減となり、5か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は2,366件で、前年同月と比較すると7.6%減となり、14か月連続で減少した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |