県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成29年2月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、着実に改善している。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成29年季節調整値替えにより、平成28年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は2.8%となり前月より0.2ポイント改善した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.43倍となり前月と同水準。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.97倍となり前年同月を0.11ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
2月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は9,691人で、前年同月と比較すると0.7%増となり、2か月ぶりに増加した。
これを主な産業別にみると、建設業(829人、前年同月比5.9%増)、製造業(1,384人、同23.8%増)、運輸業,郵便業(412人、同8.4%増)、卸売業,小売業(1,673人、同4.8%増)等で増加し、宿泊業,飲食サービス業(686人、同14.5%減)、医療,福祉(1,681人、同3.8%減)サービス業(1,028人、同5.7%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、化学・プラスチック関係(65人、前年同月比16.1%増)、金属製品製造業(105人、同64.1%増)、生産用機械器具製造業(91人、同11.0%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(103人、同114.6%増)、電気機械器具製造業(114人、同32.6%増)、輸送用機械器具製造業(65人、同38.3%増)等で増加し、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(287人、同4.0%減)、繊維工業(139人、同3.5%減)、等で減少し、製造業全体では7か月連続で増加した。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,818人で、前年同月と比較すると7.3%増となり、新規求人数に占める割合は、39.4%で、前年同月と比較すると2.4ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、25,576人で、前月に比べ0.5%の減少となり2か月連続で減少となった。
⑥ また、原数値[パートタイムを含む全数]は、25,885人で、前年同月と比較すると7.5%増となり、6か月連続で増加となった。
求職
(1)2 2月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、5,582件で、前年同月と比較すると6.5%減となり、3か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,454人、同9.4%減)は、3か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(611人、同22.2%減)は5か月連続で減少となった。
また、在職者(2,508人、同2.1%減)は3か月連続で減少となり、無業者(551人、同10.7%減)は、4か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、18,154人で、前月に比べ0.0%(▲3)減となり3か月連続で減少となった。
③ また、原数値[パートタイムを含む全数]は、17,933人で、前年同月と比較すると7.3%減となり41か月連続で減少となった。
有効求人倍率
2月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、1.41倍となり、前月を0.01ポイント下回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.44倍となり、前年同月を0.20ポイント上回り、13か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.88倍となり、前年同月を0.15ポイント上回った。
雇用保険
(1) 2月の県内の雇用保険受給者実人員は、3,187人で、前年同月と比較すると10.7%減となり、10か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
2月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、8,580件で、前年同月と比較すると9.6%減となり、3か月連続して減少した。
② 就職件数[同]は、2,146件で、前年同月と比較すると3.2%減となり、12か月連続で減少した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |