県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成29年1月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、着実に改善している。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成29年季節調整値替えにより、平成28年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.0%となり前月より0.1ポイント改善した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.43倍となり前月と同水準。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.99倍となり前年同月を0.12ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
1月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は9,309人で、前年同月と比較すると2.7%減となり、3か月ぶりに減少した。
これを主な産業別にみると、建設業(935人、前年同月比6.0%増)、製造業(1,467人、同4.6%増)、運輸業,郵便業(372人、同0.5%増)等で増加し、卸売業,小売業(1,497人、同3.8%減)、宿泊業,飲食サービス業(674人、同6.9%減)、医療,福祉(1,734人、同6.8%減)サービス業(971人、同10.8%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(414人、前年同月比0.2%増)、金属製品製造業(91人、同1.1%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(91人、同106.8%増)、電気機械器具製造業(100人、同12.4%増)、輸送用機械器具製造業(69人、同60.5%増)等で増加し、繊維工業(165人、同10.3%減)、化学・プラスチック関係(79人、同17.7%減)、生産用機械器具製造業(85人、同22.7%減)等で減少し、製造業全体では6か月連続で増加した。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,949人で、前年同月と比較すると5.1%減となり、新規求人数に占める割合は、42.4%で、前年同月と比較すると1.1ポイント下回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、25,696人で、前月に比べ2.1%の減少となり7か月ぶりに減少となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、24,221人で、前年同月と比較すると10.4%増となり、5か月連続で増加となった。
求職
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1月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、5,307件で、前年同月と比較すると7.2%減となり、2か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,547人、同8.9%減)は、2か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(671人、同22.0%減)は4か月連続で減少となった。
また、在職者(1,993人、同2.0%減)は2か月連続で減少となり、無業者(427人、同15.9%減)は、3か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、18,157人で、前月に比べ1.7%減となり2か月連続で減少となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、17,216人で、前年同月と比較すると6.2%減となり40か月連続で減少となった。
有効求人倍率
1月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、1.42倍となり、前月と同水準となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.41倍となり、前年同月を0.21ポイント上回り、12か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.91倍となり、前年同月を0.15ポイント上回った。
雇用保険
(1)
1月の県内の雇用保険受給者実人員は、3,429人で、前年同月と比較すると4.5%減となり、9か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
1月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、6,210件で、前年同月と比較すると10.9%減となり、2か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は、1,749件で、前年同月と比較すると1.3%減となり、11か月連続で減少した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |