県内の雇用情勢 （新規学卒者を除く）　　平成28年12月内容　 

有効求人・求職・求人倍率の状況（季節調整値：パートタイムを含む）

 　　　              注)平成28年季節調整値替えにより、平成27年12月以前の数値は改訂済みである。

全国の完全失業率・有効求人倍率等（完全失業率は総務省統計局資料による）　

　全国の完全失業率〔季節調整値〕は３．１％で前月と同水準。

　全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は１．４３倍となり、前月を０．０２ポイント上回った。

　また、正社員に係る有効求人倍率（原数値）は０．９９倍となり、前年同月を０．１４ポイント上回った。

山形県の雇用情勢について（新規学卒を除く）

求人

　１２月の新規求人数［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］（原数値）は９，０９４人で、前年同月と比較すると１９．６％増となり、２か月連続で増加した。

  これを主な産業別にみると、建設業（１，０２７人、前年同月比２８．７％増）、製造業（１，４１４人、同２１．２％増）、運輸業，郵便業（３５４人、同４．１％増）、卸売業，小売業（１，４１２人、同２７．２％増）、宿泊業，飲食サービス業（６７１人、同７．５％増）、医療，福祉（１，７０８人、同２９．８％増）サービス業（９４４人、同２４．４％増）等で増加し、主要７業種すべてで増加した。

　製造業の内訳については、食料品，飲料・たばこ・飼料製造業（３７０人、前年同月比２５．０％増）、生産用機械器具製造業（１５６人、同３５．７％増）、電気機械器具製造業（１３４人、同１１９．７％増）、輸送用機械器具製造業（２８人、同３．７％増）等で増加し、繊維工業（１３８人、同２．１％減）、化学・プラスチック関係（９０人、同２３．７％減）、金属製品製造業（６０人、同１３．０％減）、電子部品・デバイス・電子回路製造業（５２人、同２４．６％減）、等で減少し、製造業全体では５か月連続で増加した。

　なお、正社員に係る新規求人数は、４，０５０人で、前年同月と比較すると１９．１％増となり、新規求人数に占める割合は、４４．５％で、前年同月と比較すると０．２ポイント下回った。

　有効求人数〔季節調整値〕は、２６，１４５人で、前月に比べ６．５％の増加となり２か月ぶりに増加となった。

⑥   　また、原数値［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］は、２４，３７５人で、前年同月と比較すると１１．２％増となり、４か月連続で増加となった。

求職

(1)2　

　１２月の新規求職申込件数［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］（原数値）は、４，０７３件で、前年同月と比較すると１０．３％減となり、２か月ぶりに減少となった。これを態様別[ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む常用]にみると、離職者（１，９９５人、同７．８％減）は、２か月ぶりに減少し、離職者のうち、事業主都合離職者（５８２人、同１１．０％減）は３か月連続で減少となった。

　また、在職者（１，３２１人、同１２．７％減）は２か月ぶりに減少となり、無業者（３３６人、同１７．４％減）は、２か月連続で減少となった。

　有効求職者数〔季節調整値〕は、１８，６３０人で、前月に比べ０．８％減となり２か月ぶりに減少となった。

③  また、原数値［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］は、１６，８４０人で、前年同月と比較すると４．７％減となり３９か月連続で減少となった。

有効求人倍率

　１２月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、１．４０倍となり、前月を０．０９ポイント上回った。

　また、原数値［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］は、１．４５倍となり、前年同月を０．２１ポイント上回り、１１か月連続で上昇した。

　正社員に係る有効求人倍率（原数値）は、０．９３倍となり、前年同月を０．１６ポイント上回った。

雇用保険 　

(1) 　　

　　　　１２月の県内の雇用保険受給者実人員は、３，５１３人で、前年同月と比較すると３．１％減となり、８か月連続で減少した。

一般職業紹介状況

　１２月の県内のハローワークにおける紹介件数［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］は、５，３４８件で、前年同月と比較すると１１．８％減となり、２か月ぶりに減少した。

②　就職件数［同］は、１，８９８件で、前年同月と比較すると２．０％減となり、１０か月連続で減少した。