県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成28年11月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、改善が続いている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成28年季節調整値替えにより、平成27年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.1%で前月より0.1ポイント悪化した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.41倍となり、前月を0.01ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.95倍となり、前年同月を0.13ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
11月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は8,153人で、前年同月と比較すると11.4%増となり、2か月ぶりに増加した。
これを主な産業別にみると、建設業(724人、前年同月比13.7%増)、製造業(1,160人、同5.5%増)、運輸業,郵便業(411人、同32.6%増)、卸売業,小売業(1,580人、同18.3%増)、医療,福祉(1,350人、同15.4%増)サービス業(822人、同11.4%増)等で増加し、宿泊業,飲食サービス業(622人、同8.3%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、繊維工業(98人、前年同月比10.1%増)、化学・プラスチック関係(81人、同72.3%増)、金属製品製造業(68人、同25.9%増)、生産用機械器具製造業(73人、同9.0%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(82人、同46.6%増)、電気機械器具製造業(94人、同32,4%増)、輸送用機械器具製造業(74人、同45.1%増)等で増加し、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(274人、同29.9%減)、等で減少し、製造業全体では4か月連続で増加した。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,377人で、前年同月と比較すると19.2%増となり、新規求人数に占める割合は、41.4%で、前年同月と比較すると2.7ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、24,546人で、前月に比べ1.0%の減少となり3か月ぶりに減少となった。
⑥ また、原数値[パートタイムを含む全数]は、24,573人で、前年同月と比較すると5.3%増となり、3か月連続で増加となった。
求職
(1)2
11月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、4,616件で、前年同月と比較すると2.7%増となり、2か月ぶりに増加となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,406人、同0.7%増)は、2か月ぶりに増加し、離職者のうち、事業主都合離職者(617人、同4.3%減)は2か月連続で減少となった。
また、在職者(1,625人、同10.3%増)は2か月ぶりに増加となり、無業者(446人、同3.0%減)は、2か月ぶりに減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、18,776人で、前月に比べ4.0%増となり4か月ぶりに増加となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、17,882人で、前年同月と比較すると2.2%減となり38か月連続で減少となった。
有効求人倍率
11月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、1.31倍となり、前月を0.03ポイント下回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.37倍となり、前年同月を0.09ポイント上回り、10か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.85倍となり、前年同月を0.09ポイント上回った。
雇用保険
(1) 11月の県内の雇用保険受給者実人員は、3,638人で、前年同月と比較すると4.6%減となり、7か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
11月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、6,745件で、前年同月と比較すると2.2%増となり、9か月ぶりに増加した。
② 就職件数[同]は、1,977件で、前年同月と比較すると5.8%減となり、9か月連続で減少した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |