県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成28年10月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、改善が続いている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成28年季節調整値替えにより、平成27年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.0%で前月と同水準。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.40倍となり、前月を0.02ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.92倍となり、前年同月を0.13ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
10月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は9,904人で、前年同月と比較すると1.9%減となり、3か月ぶりに減少した。
これを主な産業別にみると、建設業(1,025人、前年同月比11.8%増)、製造業(1,677人、同8.4%増)、宿泊業,飲食サービス業(802人、同4.4%増)、等で増加し、運輸業,郵便業(402人、同8.8%減)、卸売業,小売業(1,576人、同10.0%減)、医療,福祉(1,745人、同6.6%減)サービス業(985人、同14.8%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(559人、前年同月比16.2%増)、繊維工業(192人、同7.3%増)、金属製品製造業(97人、同29.3%増)、生産用機械器具製造業(105人、同8.2%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(103人、同47.1%増)、輸送用機械器具製造業(66人、同26.9%増)等で増加し、化学・プラスチック関係(76人、同33.9%減)、電気機械器具製造業(89人、同20.5%減)等で減少し、製造業全体では3か月連続で増加した。
なお、正社員に係る新規求人数は、4,268人で、前年同月と比較すると1.6%増となり、新規求人数に占める割合は、43.1%で、前年同月と比較すると1.5ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、24,804人で、前月に比べ3.9%の増加となり2か月連続で増加となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、25,379人で、前年同月と比較すると4.5%増となり、2か月連続で増加となった。
求職
(1)2 10月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、4,963件で、前年同月と比較すると7.0%減となり、2か月ぶりに減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,651人、同7.8%減)は、2か月ぶりに減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(653人、同15.3%減)は2か月ぶりに減少となった。
また、在職者(1,620人、同9.1%減)は2か月ぶりに減少となり、無業者(633人、同7.5%増)は、4か月ぶりに増加となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、18,056人で、前月に比べ1.9%減となり3か月連続で減少となった。
③ また、原数値[パートタイムを含む全数]は、18,275人で、前年同月と比較すると5.5%減となり37か月連続で減少となった。
有効求人倍率
10月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、1.34倍となり、前月を0.04ポイント上回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.39倍となり、前年同月を0.13ポイント上回り、9か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.85倍となり、前年同月を0.11ポイント上回った。
雇用保険
(1) 10月の県内の雇用保険受給者実人員は、3,821人で、前年同月と比較すると4.6%減となり、6か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
10月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、6,690件で、前年同月と比較すると14.6%減となり、8か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は、2,203件で、前年同月と比較すると11.8%減となり、8か月連続で減少した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |