県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成28年8月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、改善が続いている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成28年季節調整値替えにより、平成27年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.1%で前月より0,1ポイント悪化した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.37倍となり、前月と同水準。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.87倍となり、前年同月を0.12ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
8月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は8,798人で、前年同月と比較すると9.5%増となり、3か月ぶりに増加した。
これを主な産業別にみると、製造業(1,393人、前年同月比14.4%増)、運輸業,郵便業(449人、同30.5%増)、卸売業,小売業(1,617人、同21.9%増)、宿泊業,飲食サービス業(642人、同5.4%増)、医療,福祉(1,590人、同17.1%増)等で増加し、建設業(686人、同1.0%減)、サービス業(922人、同2.0%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、化学・プラスチック関係(106人、前年同月比100.0%増)、金属製品製造業(79人、同36.2%増)、生産用機械器具製造業(92人、同87.8%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(119人、同116.4%増)等で増加し、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(404人、同0.5%減)、繊維工業(106人、同41.1%減)、電気機械器具製造業(72人、同20.9%減)輸送用機械器具製造業(42人、同17.6%減)等で減少し、製造業全体では3か月ぶりに増加した。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,674人で、前年同月と比較すると19.0%増となり、新規求人数に占める割合は、41.8%で、前年同月と比較すると3.4ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、23,811人で、前月に比べ1.0%の減少となり2か月ぶりに減少となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、24,166人で、前年同月の24,169人をわずかに下回り、2か月連続で減少となった。
求職
(1)2 8月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、4,565件で、前年同月と比較すると5.3%減となり、3か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,382人、同4.6%減)は、3か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(563人、同16.7%減)は3か月連続で減少となった。
また、在職者(1,670人、同4.7%減)は6か月連続で減少となり、無業者(468人、同11.5%減)は、2か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、18,497人で、前月に比べ0.3%減となり2か月ぶりに減少となった。
③ また、原数値[パートタイムを含む全数]は、18,123人で、前年同月と比較すると7.3%減となり35か月連続で減少となった。
有効求人倍率
8月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、1.29倍となり、前月を0.01ポイント下回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.33倍となり、前年同月を0.09ポイント上回り、7か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.79倍となり、前年同月を0.09ポイント上回った。
雇用保険
(1)
88 8月の県内の雇用保険受給者実人員は、4,482人で、前年同月と比較すると2.6%減となり、4か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
8月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、6,447件で、前年同月と比較すると9.9%減となり、6か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は、2,013件で、前年同月と比較すると4.4%減となり、6か月連続で減少した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |