県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成28年7月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、改善が続いている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成28年季節調整値替えにより、平成27年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.0%で前月より0.1ポイント改善した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.37倍となり、前月と同水準。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.85倍となり、前年同月を0.12ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
7月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,146人で、前年同月と比較すると9.5%減となり、2か月連続して減少した。
これを主な産業別にみると、サービス業(1,176人、前年同月比9.5%増)等で増加し、建設業(909人、同1.5%減)、製造業(1,403人、同17.9%減)、運輸業,郵便業(367人、同12.2%減)、卸売業,小売業(1,504人、同17.2%減)、宿泊業,飲食サービス業(807人、同4.5%減)、医療,福祉(1,488人、同5.3%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、化学・プラスチック関係(105人、前年同月比12.9%増)、金属製品製造業(74人、同2.8%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(79人、同6.8%増)等で増加し、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(438人、同1.4%減)、繊維工業(164人、同49.7%減)、生産用機械器具製造業(72人、同38.5%減)、電気機械器具製造業(113人、同16.3%減)輸送用機械器具製造業(48人、同14.3%減)等で減少し、製造業全体では2か月連続で減少した。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,641人で、前年同月と比較すると10.5%減となり、新規求人数に占める割合は、39.8%で、前年同月と比較すると0.5ポイント下回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、24,060人で、前月に比べ0.7%の増加となり3か月ぶりに増加となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、24,197人で、前年同月と比較すると1.3%減となり6か月ぶりに減少となった。
求職
(1)2 7月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、4,794件で、前年同月と比較すると12.6%減となり、2か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,691人、同8.3%減)は、2か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(756人、同14.2%減)は2か月連続で減少となった。
また、在職者(1,593人、同16.2%減)は5か月連続で減少となり、無業者(467人、同20.4%減)は、3か月ぶりに減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、18,553人で、前月に比べ0.6%増となり5か月ぶりに増加となった。
③ また、原数値[パートタイムを含む全数]は、18,290人で、前年同月と比較すると8.3%減となり34か月連続で減少となった。
有効求人倍率
7月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、1.30倍となり、前月を0.01ポイント上回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.32倍となり、前年同月を0.09ポイント上回り、6か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.80倍となり、前年同月を0.13ポイント上回った。
雇用保険
(1) 7月の県内の雇用保険受給者実人員は、4,141人で、前年同月と比較すると10.9%減となり、3か月連続で減少した
一般職業紹介状況
7月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、6,747件で、前年同月と比較すると20.1%減となり、5か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は、2,077件で、前年同月と比較すると13.1%減となり、5か月連続で減少した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |