県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成28年5月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、改善が続いている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成27年季節調整値替えにより、平成26年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.2%で前月と同水準。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.36倍となり、前月を0.02ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.79倍となり、前年同月を0.12ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
5月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,013人で、前年同月と比較すると8.94%増となり、2か月ぶりに増加した。
これを主な産業別にみると、建設業(744人、前年同月比19.8%増)、製造業(1,312人、同23.0%増)、運輸業,郵便業(416人、同37.7%増)、卸売業,小売業(1,580人、同6.6%増)、宿泊業,飲食サービス業(699人、同29.4%増)、医療,福祉(1,544人、同34.6%増)等で増加し、サービス業(1,040人、同32.4%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、繊維工業(177人、前年同月比82.5%増)、化学・プラスチック関係(81人、同14.1%増)、金属製品製造業(78人、同34.5%増)、生産用機械器具製造業(86人、同11.7%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(103人、同128.9%増)、輸送用機械器具製造業(40人、同17.6%増)等で増加し、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(348人、同4.4%減)、電気機械器具製造業(66人、同19.5%減)等で減少し、製造業全体では2か月ぶりに増加した。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,881人で、前年同月と比較すると40.51%増となり、新規求人数に占める割合は、43.06%で、前年同月と比較すると9.67ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、24,789人で、前月に比べ1.13%の減少となり4か月ぶりに減少となった。
⑥ また、原数値[パートタイムを含む全数]は、24,687人で、前年同月と比較すると5.56%増となり4か月連続で増加となった。
求職
① 5月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、5,198件で、前年同月と比較すると0.91%増となり、3か月ぶりに増加となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,934人、同4.3%増)は、3か月ぶりに増加し、離職者のうち、事業主都合離職者(826人、同0.4%増)は2か月ぶりに増加となった。
また、在職者(1,485人、同3.4%減)は3か月連続で減少となり、無業者(597人、同0.7%増)は、3か月ぶりに増加となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、18,493人で、前月に比べ0.89%減となり3か月連続で減少となった。
③ また、原数値[パートタイムを含む全数]は、20,020人で、前年同月と比較すると4.12%減となり32か月連続で減少となった。
有効求人倍率
5月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、1.34倍となり、前月と同水準。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.23倍となり、前年同月を0.11ポイント上回り、4か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.75倍となり、前年同月を0.15ポイント上回った。
雇用保険
①
5月の県内の雇用保険受給者実人員は、3,926人で、前年同月と比較すると3.66%減となり、2か月ぶりに減少した。
一般職業紹介状況
5月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、7,124件で、前年同月と比較すると7.17%減となり、3か月連続で減少した。
就職件数[同]は、2,216件で、前年同月と比較すると5.94%減となり、3か月連続で減少した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |