県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成28年2月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、改善が緩やかに続いている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成28年季節調整値替えにより、平成27年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.3%で前月より0.1ポイント悪化した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.28倍となり前月と同水準。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.86倍となり、前年同月を0.11ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
2月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,626人で、前年同月と比較すると9.42%増となり、16か月ぶりに増加した。
これを主な産業別にみると、建設業(783人、前年同月比21.0%増)、運輸業,郵便業(380人、同19.1%増)、宿泊業,飲食サービス業(802人、同31.7%増)、医療,福祉(1,748人、同30.0%増)等で増加し、製造業(1,118人、同0.6%減)、卸売業,小売業(1,596人、同0.4%減)、サービス業(1,090人、同23.9%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、繊維工業(144人、前年同月比33.3%増)、生産用機械器具製造業(82人、同13.9%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(48人、同14.3%増)、輸送用機械器具製造業(47人、同27.0%増)等で増加し、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(299人、同12.3%減)、化学・プラスチック関係(56人、同16.4%減)、金属製品製造業(64人、同24.7%減)、電気機械器具製造業(86人、同23.9%減)等で減少し、製造業全体では2か月連続で減少した。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,559人で、前年同月と比較すると23.83%増となり、新規求人数に占める割合は、36.97%で、前年同月と比較すると4.30ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、24,358人で、前月に比べ5.58%の増加となり2か月ぶりに増加となった。
⑥ また、原数値[パートタイムを含む全数]は、24,073人で、前年同月と比較すると0.41%増となり15か月ぶりに増加となった。
求職
①2 2月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、5,971件で、前年同月と比較すると5.23%増となり、2か月ぶりに増加となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,710人、同5.3%増)は、2か月ぶりに増加し、離職者のうち、事業主都合離職者(785人、同8.4%増)は2か月連続で増加となった。
また、在職者(2,562人、同6.5%増)は2か月ぶりに増加となり、無業者(617人、同±0%)は、前年と同水準であった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、19,812人で、前月に比べ1.78%増となり2か月ぶりに増加となった。
③ また、原数値[パートタイムを含む全数]は、19,352人で、前年同月と比較すると0.84%減となり29か月連続で減少となった。
有効求人倍率
2月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、1.23倍となり、前月を0.04ポイント上回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.24倍となり、前年同月を0.01ポイント上回り、10か月ぶりに上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.73倍となり、前年同月を0.10ポイント上回った。
雇用保険
① 2月の県内の雇用保険受給者実人員は、3,567人で、前年同月と比較すると2.22%減となり、6か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
2月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、9,490件で、前年同月と比較すると1.40%増となり、2か月ぶりに増加した。
② 就職件数[同]は、2,218件で、前年同月と比較すると2.54%増となり、2か月ぶりに増加した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |