県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成28年1月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、改善が緩やかに続いている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成28年季節調整値替えにより、平成27年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.2%と、前月より0.1ポイント改善。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.28倍となり、前月と比べて0.01ポイント上昇。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.87倍となり、前年同月を0.11ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
1月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,564人で、前年同月と比較すると3.13%減となり、15か月連続で減少した。
これを主な産業別にみると、建設業(882人、前年同月比7.4%増)、卸売業,小売業(1,556人、同0.7%増)、宿泊業,飲食サービス業(724人、同1.4%増)、医療,福祉(1,861人、同8.9%増)等で増加し、製造業(1,403人、同4.1%減)、運輸業,郵便業(370人、同1.3%減)、サービス業(1,089人、同30.9%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(413人、前年同月比20.8%増)、繊維工業(184人、同5.1%増)、化学・プラスチック関係(96人、同23.1%増)、金属製品製造業(90人、同36.4%増)、生産用機械器具製造業(110人、同18.3%増)等で増加し、電子部品・デバイス・電子回路製造業(44人、同50.0%減)、電気機械器具製造業(89人、同33.1%減)、輸送用機械器具製造業(43人、同14.0%減)等で減少し、製造業全体では2か月ぶりに減少した。
なお、正社員に係る新規求人数は、4,160人で、前年同月と比較すると8.70%増となり、新規求人数に占める割合は、43.50%で、前年同月と比較すると4.74ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、23,070人で、前月に比べ1.68%の減少となり2か月ぶりで減少となった。
⑥ また、原数値[パートタイムを含む全数]は、21,930人で、前年同月と比較すると5.68%減となり14か月連続で減少となった。
求職
1月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、5,719件で、前年同月と比較すると5.31%減となり、3か月ぶりに減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,795人、同4.5%減)は、3か月ぶりに減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(860人、同0.6%増)は6か月ぶりで増加となった。
また、在職者(2,034人、同4.0%減)は4か月ぶりに減少となり、無業者(508人、同14.2%減)は、2か月ぶりで増加となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、19,466人で、前月に比べ0.76%減となり2か月ぶりに減少となった。
③ また、原数値[パートタイムを含む全数]は、18,345人で、前年同月と比較すると2.97%減となり28か月連続で減少となった。
有効求人倍率
1月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、1.19倍となり、前月を0.01ポイント下回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.20倍となり、前年同月を0.03ポイント下回り、2か月連続して低下した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.76倍となり、前年同月を0.08ポイント上回った。
雇用保険
① 1月の県内の雇用保険受給者実人員は、3,590人で、前年同月と比較すると4.16%減となり、5か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
1月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、6,967件で、前年同月と比較すると8.51%減となり、2か月ぶりに減少した。
② 就職件数[同]は、1,772件で、前年同月と比較すると7.37%減となり、2か月ぶりに減少した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |