県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成27年12月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、改善が緩やかに続いている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成27年季節調整値替えにより、平成26年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.3%で前月と同水準。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.27倍となり、前月を0.02ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.85倍となり、前年同月を0.10ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
12月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、7,603人で、前年同月と比較すると4.84%減となり、14か月連続で減少した。
これを主な産業別にみると、建設業(798人、前年同月比31.3%増)、製造業(1,167人、同17.5%増)、運輸業,郵便業(340人、同14.1%増)、宿泊業,飲食サービス業(624人、同19.3%増)、医療,福祉(1,316人、同1.8%増)等で増加し、卸売業,小売業(1,110人、同24.1%減)、サービス業(759人、同45.7%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(296人、前年同月比17.5%増)、繊維工業(141人、同25.9%増)、化学・プラスチック関係(118人、同84.4%増)、金属製品製造業(69人、同46.8%増)、生産用機械器具製造業(115人、同161.4%増)等で増加し、電子部品・デバイス・電子回路製造業(69人、同38.9%減)、電気機械器具製造業(61人、同35.1%減)、輸送用機械器具製造業(27人、同6.9%減)等で減少し、製造業全体では2か月ぶりに増加した。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,400人で、前年同月と比較すると16.28%増となり、新規求人数に占める割合は、44.72%で、前年同月と比較すると8.12ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、23,646人で、前月に比べ0.62%の増加となり3か月連続で増加となった。
⑥ また、原数値[パートタイムを含む全数]は、21,920人で、前年同月と比較すると6.20%減となり13か月連続で減少となった。
求職
12月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、4,542件で、前年同月と比較すると9.10%増となり、2か月連続で増加となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,163人、同2.2%増)は、2か月連続で増加し、離職者のうち、事業主都合離職者(654人、同4.5%減)は5か月連続で減少となった。
また、在職者(1,514人、同24.2%増)は3か月連続で増加となり、無業者(407人、同3.3%増)は、47か月ぶりに増加となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、19,620人で、前月に比べ2.52%増となり4か月ぶりに増加となった。
③ また、原数値[パートタイムを含む全数]は、17,668人で、前年同月と比較すると1.93%減となり27か月連続で減少となった。
有効求人倍率
12月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、1.21倍となり、前月を0.02ポイント下回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.24倍となり、前年同月を0.06ポイント下回り、2か月ぶりに低下した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.77倍となり、前年同月を0.08ポイント上回った。
雇用保険
① 12月の県内の雇用保険受給者実人員は、3,626人で、前年同月と比較すると7.62%減となり、4か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
12月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、6,064件で、前年同月と比較すると7.25%増となり、5か月ぶりに増加した。
② 就職件数[同]は、1,937件で、前年同月と比較すると3.20%増となり、4か月ぶりに増加した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |