県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成27年8月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、改善が緩やかに続いている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成27年季節調整値替えにより、平成26年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.4%と、前月より0.1ポイント悪化。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.23倍となり、前月と比べて0.02ポイント上昇。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.75倍となり、前年同月を0.08ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
8月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、8,038人で、前年同月と比較すると10.32%減となり、10か月連続で減少した。
これを主な産業別にみると、宿泊業、飲食サービス業(609人、同1.5増)、医療・福祉(1,358人、同5.4%増)等で増加し、建設業(693人、同10.1%減)、製造業(1,218人、前年同月比7.6%減)、運輸業・郵便業(344人、同19.6%減)、卸売業・小売業(1,327人、同12.8%減)、サービス業(941人、同43.2%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、繊維工業(180人、前年同月比18.4%増)、電気機械器具製造業(91人、同2.2%増)、輸送用機械器具製造業(51人、同104.0%増)等で増加し、化学・プラスチック関係(53人、同40.4%減)、金属製品製造業(58人、同30.1%減)、生産用機械器具製造業(49人、同42.4%減)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(55人、同27.6%減)等で減少し、食料品・飲料・たばこ・飼料製造業(406人、同±0.0%)、は前年度と同水準となり、製造業全体では3か月ぶりに減少した。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,087人で、前年同月と比較すると4.37%減となり、新規求人数に占める割合は、38.41%で、前年同月と比較すると2.40ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、24,046人で、前月に比べ0.47%の減少となり3か月ぶりの減少となった。
⑥ また、原数値[パートタイムを含む全数]は、24,169人で、前年同月と比較すると5.02%減となり9か月連続で減少となった。
求職
8月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、4,823件で、前年同月と比較すると3.50%減となり、3か月ぶりに減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,497人、同2.2%減)は、2か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(676人、同8.3%減)は3か月ぶりに減少となった。
また、在職者(1,753人、同2.3%減)は3か月ぶりに減少となり、無業者(529人、同13.6%減)は、43か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、20,215人で、前月に比べ0.37%増となり3か月連続の増加となった。
③ また、原数値は[パートタイムを含む全数]は、19,550人で、前年同月と比較すると2.78%減となり23か月連続で減少となった。
有効求人倍率
8月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、1.19倍となり、前月を0.01ポイント下回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.24倍となり、前年同月を0.03ポイント下回り、4か月連続して低下した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.70倍となり、前年同月を0.07ポイント上回った。
雇用保険
① 8月の県内の雇用保険受給者実人員は、4,603人で、前年同月と比較すると0.79%増となり、23か月ぶりに増加した。
一般職業紹介状況
8月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、7,156件で、前年同月と比較すると4.40%減となり、2か月ぶりに減少した。
② 就職件数[同]は、2,105件で、前年同月と比較すると1.15%増となり、14か月ぶりに増加となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |