県内の雇用情勢 （新規学卒者を除く）　　平成２７年７月内容　 

有効求人・求職・求人倍率の状況（季節調整値：パートタイムを含む）

 　　　              注)平成27年季節調整値替えにより、平成26年12月以前の数値は改訂済みである。

全国の完全失業率・有効求人倍率等（完全失業率は総務省統計局資料による）　

  全国の完全失業率〔季節調整値〕は３．３％で前月比０．１ポイント低下した。

  全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は１．２１倍となり、前月と比べて０．０２ポイント上昇。

  また、正社員に係る有効求人倍率（原数値）は０．７３倍となり、前年同月を０．０８ポイント上回った。

山形県の雇用情勢について（新規学卒を除く）

求人

　７月の新規求人数［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］（原数値）は、１０，１０３人で、前年同月と比較すると１．９４％減となり、９か月連続で減少した。

　これを主な産業別にみると、製造業（１，７０９人、前年同月比２０．４％増）、運輸業・郵便業（４１８人、同４．０％増）、卸売業・小売業（１，８１６人、同１９．２％増）、医療・福祉（１，５７１人、同２．０％増）等で増加し、建設業（９２３人、同２．５％減）、宿泊業、飲食サービス業（８４５人、同２．９％減）、サービス業（１，０７４人、同３９．９％減）等で減少となった。

　製造業の内訳については、食料品・飲料・たばこ・飼料製造業（４４４人、前年同月比１８．７％増）、繊維工業（３２６人、同１１３．１％増）、生産用機械器具製造業（１１７人、同６７．１％増）、電気機械器具製造業（１３５人、同２２．７％増）、輸送用機械器具製造業（５６人、同１２．０％増）等で増加し、化学・プラスチック関係（９３人、同２１．８％減）、電子部品・デバイス・電子回路製造業（７４人、同２２．９％減）等で減少し、金属製品製造業（７２人、同±０．０％）は前年度と同水準となり、製造業全体では２か月連続して増加となった。

　なお、正社員に係る新規求人数は、４，０７０人で、前年同月と比較すると８．８５％増となり、新規求人数に占める割合は、４０．２９％で、前年同月と比較すると４．００ポイント上回った。

　有効求人数〔季節調整値〕は、２４，１６０人で、前月に比べ２．０３％の増加となり２か月連続での増加となった。

また、原数値［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］は、２４，５２０人で、前年同月と比較すると６．１３％減となり８か月連続で減少となった。

求職

　７月の新規求職申込件数［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］（原数値）は、５，４８６件で、前年同月と比較すると２．５８％増となり、２か月連続して増加となった。これを態様別[ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む常用]にみると、離職者（２，９３５人、同３．１％減）は、２か月ぶりに減少し、離職者のうち、事業主都合離職者（８８１人、同０．２％増）は２か月連続して増加となった。

また、在職者（１，９０２人、同１６．７％増）は２か月連続して増加となり、無業者（５８７人、同７．４％減）は、４２か月連続で減少となった。

　有効求職者数〔季節調整値〕は、２０，１４１人で、前月に比べ２．９８％増となり２か月連続の増加となった。

③   　また、原数値は［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］は、１９，９３８人で、前年同月と比較すると２．９１％減となり２２か月連続で減少となった。

有効求人倍率

　７月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、１．２０倍となり、前月を０．０１ポイント下回った。

　また、原数値［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］は、１．２３倍となり、前年同月を０．０４ポイント下回り、３か月連続して低下した。

　正社員に係る有効求人倍率（原数値）は、０．６７倍となり、前年同月を０．０５ポイント上回った。

雇用保険 　

① 　　７月の県内の雇用保険受給者実人員は、４，６５０人で、前年同月と比較すると２．９８％減となり、２２か月連続で減少した。

一般職業紹介状況

　７月の県内のハローワークにおける紹介件数［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］は、８，４４７件で、前年同月と比較すると０．９３％増となり、４０か月ぶりに増加した。

②　就職件数［同］は、２，３９１件で、前年同月と比較すると０．５４％減となり、１３か月連続で減少となった。