県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成27年5月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、改善が続いている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成27年季節調整値替えにより、平成26年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.3%で、前月と同水準。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.19倍となり、前月を0.02ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.67倍となり、前年同月を0.07ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
5月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、8,273人で、前年同月と比較すると13.83%減となり、7か月連続で減少した。
これを主な産業別にみると、卸売業・小売業(1,482人、前年同月比2.8%増)等で増加したほかは、建設業(621人、同25.6%減)、製造業(1,067人、同16.1%減)、運輸業・郵便業(302人、同45.0%減)、宿泊業、飲食サービス業(540人、同15.2%減)、医療・福祉(1,147人、同12.6%減、)サービス業(1,539人、同18.5%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、化学・プラスチック関係(71人、同20.3%増)、金属製品製造業(58人、同26.1%増)等で増加し、食料品・飲料・たばこ・飼料製造業(364人、同8.5%減)、繊維工業(97人、同34.9%減)、生産用機械器具製造業(77人、同18.1%減)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(45人、同47.7%減)、電気機械器具製造業(82人、同5.7%減)、輸送用機械器具製造業(34人、同12.8%減)等で減少となり、製造業全体では5か月ぶりに減少となった。
なお、正社員に係る新規求人数は、2,762人で、前年同月と比較すると12.71%減となり、新規求人数に占める割合は、33.39%で、前年同月と比較すると0.44ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、23,623人で、前月に比べ0.50%の減少となり6か月連続で減少となった。
⑥ また、原数値[パートタイムを含む全数]は、23,387人で、前年同月と比較すると9.90%減となり6か月連続で減少となった。
求職
5月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、5,151件で、前年同月と比較すると7.19%減となり、20か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,813人、同7.8%減)は、22か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(823人、同11.4%減)は27か月連続で減少となった。
また、在職者(1,538人、同3.2%減)は5か月ぶりに減少となり、無業者(593人、同18.7%減)は、40か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、19,211人で、前月に比べ1.60%減となり3か月連続の減少となった。
③ また、原数値[パートタイムを含む全数]は、20,880人で、前年同月と比較すると8.62%減となり20か月連続で減少となった。
有効求人倍率
5月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、1.23倍となり、前月を0.01ポイント上回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.12倍となり、前年同月を0.02ポイント下回り、64か月ぶりに低下した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.60倍となり、前年同月を0.04ポイント上回った。
雇用保険
① 5月の県内の雇用保険受給者実人員は、4,075人で、前年同月と比較すると14.53%減となり、20か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
5月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、7,674件で、前年同月と比較すると13.06%減となり、38か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は、2,356件で、前年同月と比較すると6.88%減となり、11か月連続で減少となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |