県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成27年4月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、改善が続いている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成27年季節調整値替えにより、平成26年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.3%と、前月より0.1ポイント改善した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.17倍となり、前月より0.02ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.67倍となり、前年同月を0.06ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
4月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,949人で、前年同月と比較すると10.27%減となり、6か月連続で減少した。
これを主な産業別にみると、製造業(1,369人、同3.2%増)等で増加したほかは、建設業(819人、同19.1%減)、運輸業・郵便業(422人、同10.0%減)、卸売業・小売業(1,674人、同1.1%減)、宿泊業、飲食サービス業(776人、同9.3%減)、医療・福祉(1,484人、同3.7%減、)サービス業(1,273人、同32.1%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、繊維工業(149人、同15.5%増)、金属製品製造業(70人、同18.6%増)、生産用機械器具製造業(96人、同21.5%増)、電気機械器具製造業(134人、同16.5%増)、輸送用機械器具製造業(49人、同14.0%増)等で増加し、食料品、飲料・たばこ・飼料製造業(370人、同9.8%減)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(80人、同3.6%減)等で減少となり、製造業全体では4か月連続で増加となった。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,791人で、前年同月と比較すると1.35%減となり、新規求人数に占める割合は、38.10%で、前年同月と比較すると3.44ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、23,741人で、前月に比べ1.26%の減少となり5か月連続で減少となった。
⑥ また、原数値[パートタイムを含む全数]は、23,926人で、前年同月と比較すると7.92%減となり5か月連続で減少となった。
求職
4月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、7,177件で、前年同月と比較すると6.49%減となり、19か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(4,470人、同8.7%減)は、21か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,669人、同8.9%減)は26か月連続で減少となった。
また、在職者(1,601人、同1.4%増)は4か月連続で増加となり、無業者(753人、同24.5%減)は、39か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、19,524人で、前月に比べ1.92%減となり2か月連続の減少となった。
③ また、原数値は[パートタイムを含む全数]は、21,824人で、前年同月と比較すると8.51%減となり19か月連続で減少となった。
有効求人倍率
4月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、1.22倍となり、前月を0.01ポイント上回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.10倍となり、前年同月を0.01ポイント上回り、63か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.59倍となり、前年同月を0.05ポイント上回った。
雇用保険
① 4月の県内の雇用保険受給者実人員は、3,563人で、前年同月と比較すると13.83%減となり、19か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
4月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、8,932件で、前年同月と比較すると15.54%減となり、37か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は、2,715件で、前年同月と比較すると7.31%減となり、10か月連続で減少となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |