県内の雇用情勢 （新規学卒者を除く）　　平成28年3月内容　 

有効求人・求職・求人倍率の状況（季節調整値：パートタイムを含む）

 　　　              注)平成28年季節調整値替えにより、平成27年12月以前の数値は改訂済みである。

全国の完全失業率・有効求人倍率等（完全失業率は総務省統計局資料による）　

　全国の完全失業率〔季節調整値〕は３．２％で前月より０．１ポイント改善した。

　全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は１．３０倍となり、前月を０．０２ポイント上回った。

　また、正社員に係る有効求人倍率（原数値）は０．８３倍となり、前年同月を０．１１ポイント上回った。

山形県の雇用情勢について（新規学卒を除く）

求人

　３月の新規求人数［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］（原数値）は、９，８３１人で、前年同月と比較すると４．６０％増となり、２か月連続で増加した。

　これを主な産業別にみると、建設業（１，０２６人、前年同月比３１．２％増）、製造業（１，３０３人、同４．０％増）、運輸業，郵便業（５２７人、同３１．８％増）、宿泊業，飲食サービス業（８３３人、同２２．０％増）、等で増加し、卸売業，小売業（１，３９２人、同４．７％減）、医療，福祉（１，４６３人、同５．７％減）、サービス業（１，１４１人、同１３．２％減）等で減少となった。

　製造業の内訳については、化学・プラスチック関係（１２６人、前年同月比３８．５％増）、金属製品製造業（７６人、同２０．６％増）、生産用機械器具製造業（１０５人、同４１．９％増）、電子部品・デバイス・電子回路製造業（１１１人、同１２．１％増）、輸送用機械器具製造業（３０人、同３６．４％増）等で増加し、食料品，飲料・たばこ・飼料製造業（３４６人、同０．６％減）、繊維工業（１３３人、同７．０％減）、電気機械器具製造業（８６人、同２６．５％減）等で減少し、製造業全体では３か月ぶりに増加した。

　なお、正社員に係る新規求人数は、３，９３２人で、前年同月と比較すると１８．４０％増となり、新規求人数に占める割合は、４０．００％で、前年同月と比較すると４．６７ポイント上回った。

　有効求人数〔季節調整値〕は、２４，９６２人で、前月に比べ２．４８％の増加となり２か月連続で増加となった。

　また、原数値［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］は、２５，７８１人で、前年同月と比較すると３．６８％増となり２か月連続で増加となった。

求職

①２　

2月

　３月の新規求職申込件数［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］（原数値）は、６，０４９件で、前年同月と比較すると４．６２％減となり、２か月ぶりに減少となった。これを態様別[ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む常用]にみると、離職者（３，０２７人、同２．１％減）は、２か月ぶりに減少し、離職者のうち、事業主都合離職者（９６０人、同３．３％増）は３か月連続で増加となった。

また、在職者（２，２１７人、同５．６％減）は２か月ぶりに減少となり、無業者（７２５人、同１０．３％減）は、２か月ぶりに減少となった。

　有効求職者数〔季節調整値〕は、１９，２２８人で、前月に比べ２．９５％減となり２か月ぶりに減少となった。

③  　 また、原数値［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］は、２０，４０５人で、前年同月と比較すると３．１０％減となり３０か月連続で減少となった。

有効求人倍率

　３月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、１．３０倍となり、前月を０．０７ポイント上回った。

　また、原数値［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］は、１．２６倍となり、前年同月を０．０８ポイント上回り、２か月連続で上昇した。

　正社員に係る有効求人倍率（原数値）は、０．７１倍となり、前年同月を０．１２ポイント上回った。

雇用保険 　

① 　　

３月　３月の県内の雇用保険受給者実人員は、３，５５９人で、前年同月と比較すると２．３１％減となり、７か月連続で減少した。

一般職業紹介状況

　３月の県内のハローワークにおける紹介件数［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］は、１０，２７２件で、前年同月と比較すると７．０３％減となり、２か月ぶりに減少した。

②　就職件数［同］は、３，２４５件で、前年同月と比較すると４．４７％減となり、２か月ぶりに減少した。