県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成27年2月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、改善が続いている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成27年季節調整値替えにより、平成26年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.5%と、前月より0.1ポイント改善した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.15倍となり前月を0.01ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.75倍となり、前年同月を0.08ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
2月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、8,797人で、前年同月と比較すると4.05%減となり、4か月連続で減少した。
これを主な産業別にみると、製造業(1,125人、同5.9%増)、卸売業・小売業(1,603人、同3.1%増)、サービス業(1,432人、同0.6%増)等で増加し、建設業(647人、同8.2%減)、運輸業・郵便業(319人、同34.6%減)、宿泊業、飲食サービス業(609人、同8.0%減)、医療・福祉(1,345人、同5.3%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、食料品、飲料・たばこ・飼料製造業(341人、同12.9%増)、金属製品製造業(85人、同30.8%増)、生産用機械器具製造業(72人、同33.3%増)、電気機械器具製造業(113人、同48.7%増)、輸送用機械器具製造業(37人、同131.3%増)等で増加し、繊維工業(108人、同14.3%減)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(42人、同20.8%減)等で減少となり、製造業全体では2か月連続で増加となった。
なお、正社員に係る新規求人数は、2,874人で、前年同月と比較すると5.30%減となり、新規求人数に占める割合は、32.67%で、前年同月と比較すると0.43ポイント下回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、24,574人で、前月に比べ1.72%の減少となり3か月連続で減少となった。
⑥また、原数値[パートタイムを含む全数]は、23,974人で、前年同月と比較すると4.15%減となり3か月連続で減少となった。
求職
2月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、5,674件で、前年同月と比較すると7.57%減となり、17か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,574人、同14.0%減)は、19か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(724人、同28.7%減)は24か月連続で減少となった。
また、在職者(2,406人、同3.4%増)は2か月連続で増加となり、無業者(617人、同17.8%減)は、37か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、20,263人で、前月に比べ0.57%増となり2か月連続で増加となった。
③ また、原数値は[パートタイムを含む全数]は、19,515人で、前年同月と比較すると10.59%減となり17か月連続で減少となった。
有効求人倍率
2月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、1.21倍となり、前月を0.03ポイント下回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.23倍となり、前年同月を0.08ポイント上回り、61か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.63倍となり、前年同月を0.07ポイント上回った。
雇用保険
① 2月の県内の雇用保険受給者実人員は、3,648人で、前年同月と比較すると15.85%減となり、17か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
2月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、9,359件で、前年同月と比較すると9.12%減となり、35か月連続で減少した。
就職件数[同]は、2,163件で、前年同月と比較すると2.22%減となり、8か月連続で減少となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |