県内の雇用情勢 （新規学卒者を除く）　　平成２６年1２月内容　 

有効求人・求職・求人倍率の状況（季節調整値：パートタイムを含む）

 　　　              注)平成26年季節調整値替えにより、平成25年12月以前の数値は改訂済みである。

全国の完全失業率・有効求人倍率等（完全失業率は総務省統計局資料による）　

　全国の完全失業率〔季節調整値〕は３．４％と前月より０．１ポイント改善した。

　全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は１．１５倍となり、前月を０．０３ポイント上回った。

　また、正社員に係る有効求人倍率（原数値）は０．７５倍となり、前年同月を０．０９ポイント上回った。

山形県の雇用情勢について（新規学卒を除く）

求人

　１２月の新規求人数［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］（原数値）は、７，９９０人で、前年同月と比較すると０．５０％減となり、２か月連続で減少した。

　これを主な産業別にみると、卸売業・小売業（１，４６３人、同２２．９％増）、医療・福祉（１，２９３人、同４．１％増）等で増加し、建設業（６０８人、同２２．９％減）、製造業（９９３人、同０．８％減）、運輸業・郵便業（２９８人、同１７．９％減）、宿泊業、飲食サービス業（５２３人、同１．７％減）、サービス業（１，３９８人、同１２．１％減）等で減少となった。

　製造業の内訳については、食料品、飲料・たばこ・飼料製造業（２５２人、同１１．０％増）、電気機械器具製造業（９４人、同６４．９％増）、輸送用機械器具製造業（２９人、同７．４％増）等で増加し、繊維工業（１１２人、同１７．０％減）、金属製品製造業（４７人、同２７．７％減）、生産用機械器具製造業（４４人、同３３．３％減）、電子部品・デバイス・電子回路製造業（１１３人、同１１．０％減）等で減少となり、製造業全体では１６か月ぶりに減少となった。

　なお、正社員に係る新規求人数は、２，９２４人で、前年同月と比較すると０．１４％増となり、新規求人数に占める割合は、３６．６０％で、前年同月と比較すると０．２４ポイント上回った。

　有効求人数〔季節調整値〕は、２５，２０２人で、前月に比べ０．６５％の減少となり３か月ぶりに減少となった。

　また、原数値［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］は、２３，３７０人で、前年同月と比較すると０．３８％減となり５８か月ぶりに減少となった。

求職

  １２月の新規求職申込件数［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］（原数値）は、４，１６３件で、前年同月と比較すると１４．６２％減となり、１５か月連続で減少となった。これを態様別[ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む常用]にみると、離職者（２，１１６人、同１８．８％減）は、１７か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者（６８５人、同３３．６％減）は２２か月連続で減少となった。

また、在職者（１，２１９人、同９．９％減）は４か月連続で減少となり、無業者（３９４人、同２０．２％減）は、３５か月連続で減少となった。

　有効求職者数〔季節調整値〕は、２０，０２９人で、前月に比べ２．８４％減となり２か月連続で減少となった。

　また、原数値は［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］は、１８，０１６人で、前年同月と比較すると１１．４４％減となり１５か月連続で減少となった。

有効求人倍率

　１２月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、１．２６倍となり、前月を０．０３ポイント上回った。

　また、原数値［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］は、１．３０倍となり、前年同月を０．１５ポイント上回り、５９か月連続で上昇した。

　正社員に係る有効求人倍率（原数値）は、０．６９倍となり、前年同月を０．１１ポイント上回った。

雇用保険 　

  １２月の県内の雇用保険受給者実人員は、３，９２５人で、前年同月と比較すると１２．３３％減となり、１５か月連続で減少した。

一般職業紹介状況

　１２月の県内のハローワークにおける紹介件数［ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑを含む全数］は、５，６５４件で、前年同月と比較すると１９．１６％減となり、３３か月連続で減少した。

　就職件数［同］は、１，８７７件で、前年同月と比較すると１１．２１％減となり、６か月連続で減少となった。