県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成26年10月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、改善が続いている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成26年季節調整値替えにより、平成25年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.5%と、前月より0.1ポイント改善した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.10倍となり、前月を0.01ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.70倍となり、前年同月を0.09ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
10月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、10,331人で、前年同月と比較すると1.02%増となり、2か月連続で増加した。
これを主な産業別にみると、製造業(1,399人、同13.0%増)、医療・福祉(1,734人、同6.3%増)等で増加し、建設業(966人、同9.6%減)、運輸業・郵便業(419人、同9.1%減)、卸売業・小売業(1,578人、同8.1%減)、宿泊業、飲食サービス業(765人、同6.9%減)、サービス業(1,423人、同24.7%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、食料品、飲料・たばこ・飼料製造業(442人、同4.5%増)、繊維工業(144人、同6.7%増)、金属製品製造業(86人、同24.6%増)、生産用機械器具製造業(78人、同6.8%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(74人、同12.1%増)、電気機械器具製造業(73人、同5.8%増)、輸送用機械器具製造業(45人、同125.0%増)等で増加となり、製造業全体では14か月連続で増加となった。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,870人で、前年同月と比較すると6.64%増となり、新規求人数に占める割合は、37.46%で、前年同月と比較すると1.98ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、24,836人で、前月に比べ1.82%の増加となり4か月ぶりに増加となった。
⑥また、原数値[パートタイムを含む全数]は、26,237人で、前年同月と比較すると0.94%増となり56か月連続で増加となった。
求職
10月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、5,518件で、前年同月と比較すると8.35%減となり、13か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,068人、同8.5%減)は、15か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(958人、同16.0%減)は20か月連続で減少となった。
また、在職者(1,675人、同4.0%減)は2か月連続で減少となり、無業者(690人、同18.6%減)は、33か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、21,021人で、前月に比べ0.15%増となり3か月連続で増加となった。
また、原数値は[パートタイムを含む全数]は、20,731人で、前年同月と比較すると11.57%減となり13か月連続で減少となった
有効求人倍率
10月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、1.18倍となり、前月を0.02ポイント上回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.27倍となり、前年同月を0.16ポイント上回り、57か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.66倍となり、前年同月を0.11ポイント上回った。
雇用保険
① 10月の県内の雇用保険受給者実人員は、4,325人で、前年同月と比較すると17.71%減となり、13か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
10月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、8,439件で、前年同月と比較すると18.24%減となり、31か月連続で減少した。
②就職件数[同]は、2,670件で、前年同月と比較すると1.91%減となり、4か月連続で減少となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |