県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成27年3月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、改善が続いている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成27年季節調整値替えにより、平成26年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.4%と、前月より0.1ポイント改善した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.15倍となり前月と同水準。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.72倍となり、前年同月を0.07ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
3月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,399人で、前年同月と比較すると2.6%減となり、5か月連続で減少した。
これを主な産業別にみると、製造業(1,253人、同13.5%増)、医療・福祉(1,552人、同8.2%増、)等で増加し、建設業(782人、同6.9%減)、運輸業・郵便業(400人、同4.3%減)、卸売業・小売業(1,460人、同3.7%減)、宿泊業、飲食サービス業(683人、同0.1%減)、サービス業(1,315人、同32.0%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、食料品、飲料・たばこ・飼料製造業(348人、同17.2%増)、繊維工業(143人、同2.9%増)、生産用機械器具製造業(74人、同27.6%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(99人、同11.2%増)、電気機械器具製造業(117人、同91.8%増)等で増加し、金属製品製造業(63人、同38.2%減)、輸送用機械器具製造業(22人、同21.4%減)等で減少となり、製造業全体では3か月連続で増加となった。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,321人で、前年同月と比較すると2.06%増となり、新規求人数に占める割合は、35.33%で、前年同月と比較すると1.62ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、24,045人で、前月に比べ2.15%の減少となり4か月連続で減少となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、24,865人で、前年同月と比較すると4.44%減となり4か月連続で減少となった。
求職
3月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、6,342件で、前年同月と比較すると2.60%減となり、18か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,093人、同4.7%減)は、20か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(929人、同14.3%減)は25か月連続で減少となった。
また、在職者(2,349人、同4.7%増)は3か月連続で増加となり、無業者(808人、同15.0%減)は、38か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、19,906人で、前月に比べ1.76%減となり3か月ぶりの減少となった。
③ また、原数値は[パートタイムを含む全数]は、21,057人で、前年同月と比較すると8.76%減となり18か月連続で減少となった。
有効求人倍率
3月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、1.21倍となり、前月と同水準であった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.18倍となり、前年同月を0.05ポイント上回り、62か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.59倍となり、前年同月を0.05ポイント上回った。
雇用保険
① 3月の県内の雇用保険受給者実人員は、3,643人で、前年同月と比較すると17.35%減となり、18か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
3月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、11,049件で、前年同月と比較すると8.99%減となり、36か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は、3,397件で、前年同月と比較すると1.11%減となり、9か月連続で減少となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |