県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成26年3月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、引き続き改善している。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成26年季節調整値替えにより、平成25年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.6%と、前月と同水準。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.07倍となり、前月を0.02ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.65倍となり、前年同月を0.13ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
3月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,654人で、前年同月と比較すると3.72%増となり、9か月連続で増加した。
これを主な産業別にみると、製造業(1,104人、同19.7%増)、運輸業・郵便業(418人、同3.5%増)、医療・福祉(1,434人、同5.6%増)、サービス業(1,935人、同40.5%増)等で増加し、建設業(840人、同1.9%減)、卸売業・小売業(1,516人、同0.1%減)、宿泊業、飲食サービス業(684人、同34.3%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、食料品、飲料・たばこ・飼料製造業(297人、同17.9%増)、金属製品製造業(102人、同168.4%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(89人、同169.7%増)、電気機械器具製造業(61人、同15.1%増)、輸送用機械器具製造業(28人、同55.6%増)等で増加し、繊維工業(139人、同6.7%減)、生産用機械器具製造業(58人、同15.9%減)等で減少となり、製造業全体では7か月連続で増加となった。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,254人で、前年同月と比較すると6.20%増となり、新規求人数に占める割合は、33.71%で、前年同月と比較すると0.79ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、25,066人で、前月に比べ5.67%の減少となり12か月ぶりに減少となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、26,021人で、前年同月と比較すると11.72%増となり49か月連続で増加となった。
求職
3月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、6,511件で、前年同月と比較すると12.40%減となり、6か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,245人、同14.8%減)は、8か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,084人、同23.2%減)は13か月連続で減少となった。
また、在職者(2,244人、同7.6%減)は4か月ぶりに減少となり、無業者(951人、同14.7%減)は、26か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、22,089人で、前月に比べ3.27%減となり2か月ぶりに減少となった。
また、原数値は[パートタイムを含む全数]は、23,079人で、前年同月と比較すると10.34%減となり6か月連続で減少となった。
有効求人倍率
3月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、1.13倍となり、前月を0.03ポイント下回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.13倍となり、前年同月を0.23ポイント上回り、50か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.54倍となり、前年同月を0.11ポイント上回った。
雇用保険
3月の県内の雇用保険受給者実人員は、4,408人で、前年同月と比較すると18.16%減となり、6か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
3月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、12,140件で、前年同月と比較すると16.96%減となり、24か月連続で減少した。
就職件数[同]は、3,435件で、前年同月と比較すると0.72%減となり、2か月連続で減少となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |